全国の中学生・高校生を対象にした学習支援LINE公式アカウント「新型肺炎休校サポート LINEみらい財団」が開設された。5教科の学習動画などが無償提供されている。提供機関は、2020年3月2日~新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響が終息するまで。

 なお、小学生の学習支援については3月2日に、ヤフー株式会社が子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」内に、自宅でも勉強ができるサイト「ヤフーきっず おうち学校」(PC版、スマートフォンブラウザ版)を開設している。

 「新型肺炎休校サポート LINEみらい財団」は、LINE株式会社が2019年12月に設立した一般財団法人LINEみらい財団が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で臨時休校となり授業を受けられない中高生のために、公益財団法人 日本数学検定協会、株式会社学研ホールディングス、株式会社 市進ホールディングス、株式会社 教育情報サービスと連携し立ち上げた。

 提供される具体的な内容は、LINE公式アカウント「新型肺炎休校サポート LINEみらい財団」上で、国語・数学・理科・社会の学習動画を無償で見ることが可能。利用者は自分の学年や学習進度にあった動画を選ぶことができ、臨時休校中の自宅学習の補助教材として活用できる。

 国語・理科・社会の学習動画は、市進ホールディングスがオンライン授業サービス「ウイングネット」で配信している学習動画を提供。学習内容は、国語は中・高校生程度、理科・社会は中学生程度に対応している。

 数学は、数学検定協会が監修しKJSが開発した動画講義型のe-ラーニング教材「ユニバーサル数学」の学習動画を提供。学習内容は、数学検定の準1~5級(高校3年生~中学1年生程度)の各階級に対応している。
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 英語については、学研ホールディングスが運営している、英語学習用の公式アカウント「Gakken英語合格トレーナー」へのリンクを掲載。友だち追加することで英語学習教材が無料で利用できる。英単語や文法、リスニングの練習問題などが利用可能となり、中学卒業レベルである英検3級から、高校卒業レベルの2級まで対応している。

<参考・引用>
LINE株式会社プレスリリース(2020年3月2日発表)
ヤフー株式会社プレスリリース(2020年3月2日発表)