ミュージシャンだけでなく、作家や映画監督としても活躍している辻仁成が、自身のTwitterで、お母さんから教えてもらったことを綴り、「いい言葉」と多くのファンから共感されています。
辻さんのご家庭は、お父さんがお亡くなりになって13年が経ち、84歳のお母さんは10年ほど前に大きな手術を受けています。フランス・パリ在住の辻さんは今年、日本に帰国した際に、福岡に帰ってお母さんに会ったそうですが、その時は足取りも軽やかで元気だったとのこと。それでも、ご高齢ということもあり、辻さんは以前Twitterで、「博多の母親のそばで暮らしてあげたい」と語ったこともあります。
博多の母親のそばで暮らしてあげたい。でもなんだかんだ息子の人生を振り回してきたからね。学校と仲間たちを何より大切にしてる彼の気持ち思えば…。最近やっとフランスの大学へ進む決意したばかりだし、あと五年、頑張るかな。息子ファーストで。笑。母さんに長生きしてもらうしかないね。 pic.twitter.com/52x7X5P9DF
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) March 1, 2017
そんなお母さんの言葉を辻さんは6月27日、「84歳の母さんが僕が子供の頃に教えてくれた大事なこと」と題して、ツイートしました。
その言葉とは「ひとなり。期待し過ぎるな。バカし過ぎるな。くよくよし過ぎるな。我慢し過ぎるな。悩み過ぎるな。腹立たせ過ぎるな。謝り過ぎるな。食べ過ぎるな。頭抱え過ぎるな。くじけ過ぎるなよ」。何事も「過ぎる」のは良くない。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という教えでした。
84歳の母さんが僕が子供の頃に教えてくれた大事なこと。「ひとなり。期待し過ぎるな。バカし過ぎるな。くよくよし過ぎるな。我慢し過ぎるな。悩み過ぎるな。腹立たせ過ぎるな。謝り過ぎるな。食べ過ぎるな。頭抱え過ぎるな。くじけ過ぎるなよ」
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) June 27, 2019
辻さんがこの言葉を思いだした背景は定かではありませんが、1つ前のツイートで、息子さんが1人パリにいる状況を説明しています。数日前、息子さんは大事な試験が予定されていたそうなのですが、試験日が延期になり、本来一緒に行く予定だった日本行きが、息子さん1人をパリに残して行くことになってしまったそうです。息子さんを心配し過ぎたあまり、このお母さんの言葉を思いだしたのかもしれませんね。
あのね、今日ほんとは全国共通一時試験版パリの全国中学卒業試験日だったのに暑くなるからと3日前に前代未聞の延期になってそのせいで息子は日本に行けなくなって飛行機代損して父ちゃんは息子をパリに一人置いて心配しながら日本行くのに、パリは今朝肌寒くて僕はセーター引っ張り出して着てるよ〜。
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) June 27, 2019
このお母さんの言葉に、ファンの人たちも「大人のわたしにとってもよい教えです」「生きるための良き教訓、教え。心に受けとめました」「私の人生にも参考にさせていただきます」と、共感の声が多数よせられています。
<出典・引用>
辻仁成さん(@TsujiHitonari)
※画像は辻仁成さん公式Twitter(@TsujiHitonari)のスクリーンショットです。
(佐藤圭亮)