様々な職種のクリエイターが、ファミカセのラベルをキャンバスにデザインする、展示イベント「わたしのファミカセ展」の作品募集が、2020年3月1日の0時からスタートします。

 「わたしのファミカセ展」は、2005年にスタートして以来、年1回の催しとして、毎年ゴールデンウィークの5月に開催され、今回(2020年)で16回目。展示会場でもある西荻窪のセレクトショップ「METEOR」に縁のある23名の有志によって始まりました。

 そして、回数を重ねる毎に参加人数も増え、2010年の展示からは招待作家の他に、広く一般に作品を募集するなど、これまでに日本全国・ヨーロッパ・アジア・アメリカなど、総勢100名以上のクリエイターが参加。今まで(2005年~2019年)に発表された作品本数は、合計で1618本になります。

 過去の作品を見てみると、ファミカセのラベルをキャンバスにしているだけあって、どの作品を見ても、初めて見たはずなのに変な懐かしさを覚えます。また、描かれているデザインから、これはRPGなのか?シミュレーションなのか?アクションなのか?想像し、RPGだったらこんなゲームかな?と、ついつい妄想してしまいます。これは筆者の楽しみ方ですが、みなさんもそれぞれ自分流の「わたしのファミカセ展」の楽しみ方を見つけてみてください。

 はたして今年はどんなデザインのファミカセが並ぶのか、楽しみですね。応募は誰でも可能で、個人やグループの製作に関わらず、作品提出は1点のみ。応募期間は、3月1日~31日までで、今回は会場で飾れる本数に限りがあるため、250本に達した段階で応募は終了となります。

<記事化協力>
METEOR公式アカウント(@meteor_club)

(佐藤圭亮)