日本を代表するエアロバティックパイロットであり、2017年のレッドブル・エアレース世界チャンピオン、室屋義秀さんが新型コロナウイルスで落ち込みがちな気分を吹き飛ばすフライト「Fly for ALL #大空を見上げよう」を地元・福島県で実施すると発表しました。

 このフライトは、室屋さんが拠点を置いている福島の人々へ、日頃応援してくれる恩返しを兼ね、新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉塞感の続く気分を、空を見上げることで上向きになって欲しいと企画されたもの。

 アメリカやカナダ、イタリアに続き、日本でも航空自衛隊のブルーインパルスが新型コロナウイルスと戦う医療従事者に敬意を表し、同時に人々を勇気付ける航過飛行(フライオーバー)を実施していますが、エアロバティックパイロットである室屋さん流のフライトが見られそうです。

 室屋さんからは「うつむきがちになる状況も多い中、ほんの数分でも空を見上げる動作によって、気分をリフレッシュし少しでも明るい気分になってもらえたら、という想いを込めてフライトします」とのコメントが寄せられています。

 フライトを実施する日時については天候に左右されるため、6月の好天の日、昼12時〜13時ごろにかけてと発表されており、場所についてもまだ明らかにはされていません。フライトにつての最新情報は、室屋さんの公式Twitter(@Yoshi_MUROYA)で発表するとのことです。

 また、フライトを見る際の注意点ですが、ソーシャルディスタンシング(適切な対人間隔の確保)の原則に従い、大勢が1か所に集まることなく人との間隔を十分確保し、新型コロナウイルスの感染防止に留意してください。フライトを見た、という感想はハッシュタグ「flyforall」「大空を見上げよう」をつけて、SNSで気持ちを共有してほしいとのことです。

情報提供:株式会社パスファインダー

※初出時に室谷義秀さんのTwitterアカウントに誤記がありました。正しくは「@Yoshi_MUROYA」です。お詫びして訂正いたします

(咲村珠樹)