かくれんぼは、いかに鬼役の裏をかくかという知能戦。相手の心理を読み、思いもかけない場所に隠れられると、見つけた側も見つかった側も楽しめるゲームです。子供とのかくれんぼで、知力だけでなく体力も使って意外な場所に隠れた様子をとらえた写真が、Twitterで話題になっています。

 まさかな場所に隠れている様子をTwitterに投稿したのは、鋼の整形外科医さん。お子さんとの「ガチかくれんぼ」で隠れた様子を「鋼家のガチかくれんぼ(子供目線には有効)」と、写真付きでツイートしました。

 Twitterで画像付きツイートをすると、ちょうど画像の真ん中付近を中心としてトリミングされるので、そこにお父さんの姿はなく、ただトイレの様子が写っているだけにし見えません。一体どこに隠れたのかな、と画像をタップしてみると……いた。

 トイレの天井付近、両側の壁に手足を突っ張って耐えているお父さんの姿。これ、時代劇で忍者が追ってから隠れる際に使ってたやつですね。あとはスパイダーマンとか。

 鋼の整形外科医さんにお話をうかがうと、この様子は奥様が撮影してくださったそう。実際に子供の目線では、ドアを開けると視界に飛び込んでくるのは便器だけで、見上げるところまでは思い付かず、最初は見つからなかったといいます。

 さすがに再び探しに来た際には、最初の時に見落としてないかと周りを見渡すので見つかったそうですが、見つけたお子さんは喜んで、しばらく忍者扱いをされたとか。しかし、ずっと耐えてるのは大変そうです……きっと時間が経つにしたがって、手足がプルプルしてたんだろうなぁ。

 自分が子供の頃は、両親と自宅内でかくれんぼをすることはなかった、と鋼の整形外科医さん。今回の隠れ方は初めてだったそうですが、子供の頃ご友人との遊びで木の上に登って隠れたことはあったそうなので、やはり相手の心理を読み、その視界から外れたところに隠れるという発想は昔からあったようです。

 とはいえ、この隠れ方は筋肉の持久力が必要となるので、あまり長時間はできません。簡単に見つかりたくはないけれど、早く見つけてくれないと落ちる……という相反する思いを抱える方法ですが、お子さん相手だと知的好奇心を刺激して、とても楽しいかくれんぼになるのかもしれません。

<記事化協力>
鋼の整形外科医さん(@FullMetalOrtho)

(咲村珠樹)