放送から10周年を迎えたアニメ「ガールズ&パンツァー」。舞台となった聖地・茨城県大洗町で抜群の人気を誇るオリバーソース「どろソース」とのコラボ記念ラベル(税抜500円)が、数量限定・期間限定で4月27日より販売されます。
ラベルは「西住みほ&まほ」の姉妹と「西住みほ&島田愛里寿」の2種。大洗のほか、オリバーソースの公式ネット通販サイトのみでの販売となります。
ウスターソースを熟成させる過程で、容器の底部に溜まった粘り気の多い沈殿物、通称「どろ」を使用した「どろソース」。野菜に果実、香辛料といった素材の成分が凝縮された「どろ」の濃厚な旨味は、お好み焼きやフライなどに合うソースとして、オリバーソースの地元神戸周辺では定番ともいえる存在です。
どろソースと「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」との縁ができたのは、2020年6月ごろのこと。ガルパンの聖地、大洗の曲がり松商店街にある「年宝菓子店」のご主人が、どろソースのおいしさをSNSに書き込んだことがきっかけでした。
この投稿が噂となり、大洗に聖地巡礼で訪れたガルパンファンが現地で「どろソース」を購入。「おいしい」という感想をSNSに投稿する……というサイクルにより、口コミが拡大していったといいます。
ある時、オリバーソースの道満龍彦取締役企画室長が業務の一環でTwitterをリサーチしていたところ、どろソースの高評価レビュー投稿に、ガルパンファンという大きな共通点を発見。そこでアニメの公式Twitterアカウントをフォローし、全ストーリーを視聴した上で感想をツイートしたのだとか。
このツイートにガルパンファンが反応。ファンの間で「大洗でどろソースを買う」ことが定番化し、いつしか大洗は「どろソースが全国一売れる地域」となり、きっかけとなった年宝菓子店は、有志が加盟する「全国どろソース推進協会関東支部」に公式認定されるまでに。
そして2020年10月、道満企画室長が大洗を訪問すると、町民やファン、関係者から大歓迎されたそうです。この恩返しとして、コラボを「ガールズ&パンツァー」の版権元であるバンダイナムコフィルムワークスに提案し、今回の記念ラベル誕生に至ったんだとか。
何気ない感想がきっかけとなり、実現した「どろソース」の「ガールズ&パンツァー」10周年記念ラベル。容量は360グラムで、2022年4月27日~2023年4月19日の期間、聖地大洗とオリバーソース公式ネット通販サイトのみで販売されます。初回製造数は2種類のラベル合計で3000本となっています。
情報提供:オリバーソース株式会社
(咲村珠樹)