Twitterまとめに特化したまとめサイト「Togetter」などを運営するトゥギャッター株式会社は、5月1日にTwitter APIのエンタープライズプラン利用に関する契約を米ツイッター社と正式に締結。

 さらに旧APIの停止により、新規ツイートが取得できない状態となった「Twilog」を買収したことを5月12日に発表しました。

 Twitter APIの仕様変更や有料化されたことにより、数々のTwitter関連サービスが停止または終了しています。このような現状の中、トゥギャッターは新たに契約したエンタープライズAPIにより、既存のまとめ作成やコメント時の連携ツイート機能の他、新しい機能を利用者に提供していくとのこと。

 さらに買収した「Twilog」については、Togetterを統合するための開発も開始。Twliogの開発者であるロプロス氏と協力し、Twilogの機能をTogetterに取り込む形でサービスを存続させる予定なのだとか。

■ 「Twilog」生みの親・ロプロス氏のコメント

 ロプロス氏によると、Twilogのサービスを継続するには、Twitter APIの利用に多額のコストがかかるため、サービス停止せざるを得なくなったといいます。このような事態の時にTogetter代表の吉田氏に声をかけられ、「Togetterと統合するという形でサービスを再開できる運びとなりました」と経緯を説明します。

「Twilog」を買収

 前述したように、多くのTwitter関連のサービスが停止や終了していました。そんな中、「Twilogに手を差し伸べてくださり、継続の道を開いてくれた、Togetter及び代表の吉田氏に感謝いたします」と語っていました。

 しばらくの間は「Twilog」の生みの親として、「今後の発展に引き続き関わっていく予定」とのこと。最後に「新しく生まれ変わるTwilogを今後ともよろしくお願いいたします」と呼び掛けていました。

 ロプロス氏に声をかけたトゥギャッターは、「TwitterのエンタープライズAPIを活用し、今後も『ツイートをまとめて残す』というカルチャーを絶やさない努力を続けていきます」と意気込みを語っています。

情報提供:トゥギャッター株式会社

(佐藤圭亮)