飲食店の広報さんに「おすすめちょい足し」や「アレンジした食べ方」を実際に聞いて実食し、紹介する不定期連載「広報さんに聞いたアレンジレシピ」。2回目の今回は「ガスト」です。
【「広報さんに聞いたアレンジレシピ」シリーズとは】
自社商品について365日考えているであろう、飲食店の各社広報さん。恐らく日常でもそれなりの回数食べているはず。となると「アレンジ」したり、「ちょい足し」したりして、勝手に研究したくなるのが人というもの。
そこでこのシリーズでは各社広報さん(PR担当者など)に直接聞いてみた、「自社メニューのおすすめちょい足し」や「アレンジした食べ方」を実際にためして紹介していきます。
■ ガストにオススメアレンジ聞いてみた
今回協力いただいたのは、ガストの中でも「PR」の担当者。担当者の方に教えてもらったのがお店の人気NO.1メニューといわれるチーズINハンバーグのアレンジレシピ。題して「チーズINハンバーグでチーズフォンデュ&チーズリゾット」です。
チーズINハンバーグと言えば、チェダーやモッツァレラ、カマンベールやゴルゴンゾーラなど、12種類のチーズが使用された濃厚な味わいが魅力の逸品。そのチーズでフォンデュしたり、チーズリゾットにしたりするという新しい食べ方を提案していただきました。
これは面白そうだ!期待に胸をふくらませながらお店に向かいました。到着すると、さっそく「チーズINハンバーグ」(税込850円)と「ライス」(税込100円)を注文。フォンデュしたり、リゾットにしたりする姿を脳内でイメージしながら料理が運ばれて来るのを待ちます。
■ ハンバーグにチーズの湖
数分後、運ばれてきました!何歳になってもハンバーグを目の前にするとニヤニヤしてしまうのは、なぜでしょうか。熱々のハンバーグに濃厚なオリジナルのデミグラスソースがたっぷりかけられていて、美味しそうな香りが漂ってきます。それでは、いただきます!
まずは、ハンバーグの上部をフォークで円形にくり抜き、肉汁とチーズをよく混ぜます。するとハンバーグの真ん中にチーズの湖が完成。こんな湖が実際にあったら、どんなに幸せか……。美味しそうな料理を目の前にすると、妄想が止まりません。
■ ガストでチーズフォンデュ!
チーズの湖にハッシュドポテトをドボン!チーズまみれにして口の中へ。外はカリカリ、中はホクホクの食感に濃厚なチーズのコクが加わって、本当にチーズフォンデュをしているような感覚を味わえます。まさか、ガストでチーズフォンデュを楽しめるなんて……。驚きと興奮がおさまりません。
■ 絶妙なハーモニー「チーズリゾット」
今度はライスをチーズの湖の中へ。ライスとチーズをよく混ぜ合わせると、ミニチーズリゾットの完成です。それをフォークにすくって、パクリ!こ、これは、ヤバい!ハンバーグの肉汁と濃厚なチーズのコクがご飯と絡み合って、絶妙なハーモニーを奏でています。幸せすぎる……。
しかし、ここで問題が発生!当たり前なのですが、チーズフォンデュをするためのチーズではないため、チーズの量が圧倒的に少ない。チーズリゾットが味わえるのは2~3口が限界。絶妙なハーモニーも、すぐに演奏がストップしてしまいます。ただし、この激レアな演奏を堪能できるのは、「チーズINハンバーグ」と「ライス」を注文した人だけというのも事実。注文する価値があるのは間違いありません。
この後はチーズリゾットの余韻に浸りつつ、オーソドックスにハンバーグとライスを味わいます。じゅうぶんすぎる満足感。この時間が永遠に続けばいいのに……と思いながらも、あっという間に完食。ごちそうさまでした!こんなに幸せな時間を過ごせるアレンジレシピを教えていただいた広報さんには感謝しかありません。ありがとうございました!
■ 「担当者オススメ」のその他のアレンジレシピ
ちなみにガストの担当者さんからは、今回紹介したアレンジレシピの他に5つの食べ方を教えてもらいました。
1つ目は、「チーズINハンバーグ」と「2種豆の欧風黒カレー(低アレルゲン)」を組み合わせた「チーズINハンバーグでカレーフォンデュ」。濃厚なチーズに黒カレーをフォンデュする裏技レシピ。
2つ目は、ガストの人気メニュー「チゲ」に納豆をちょい足しした「納豆チゲ」。「牛チゲ 半玉うどん入り」に「納豆」を大胆に入れるアレンジレシピです。
3つ目は、「山芋」「オクラ」「納豆」のねばとろ最強コンボでヘルシー度をさらにアップさせた「ねばねばMAXサラダうどん」。「ねばとろサラダうどん」によくかき混ぜた「納豆」をかけます。担当者の方も「山芋・オクラ・納豆のねばとろ最強コンボでのどごし抜群。夏バテ気味の季節にぴったりのアレンジ」とオススメしています。
4つ目は、塩気と甘みの連続で手が止まらない「ポタポテフォンデュ」。「山盛りポテトフライ」のポテトフライを「とうもろこしのポタージュ」にたっぷりフォンデュ。ポテトの塩気とポタージュの甘みの絶妙なバランスがポイント。
最後は「角ハイボール」と「ソフトクリーム」を合わせた「ソフトハイボール」。ハイボールにトッピングしたソフトクリームが徐々に溶けることで、時間が経つにつれてだんだん甘く味変していくハイボールとのこと。
みなさんも気に入った食べ方があれば試してみてはいかがでしょうか。
※店舗により価格が異なる場合があります。
※初出時、担当者の方を「広報さん」とのみ紹介していましたが、厳密には「PR担当者」でした。この点、修正し更新いたします。(2023年5月29日16時10分)
<記事化協力>
ガスト
<取材情報>
取材は2023年5月中旬に実施しました。また、掲載内容は公開日時点のものです。ライスの価格は、平日のランチ限定価格になります。後に価格や取り扱い商品の変更が行われる可能性があります。
(取材・撮影:佐藤圭亮)