ツイッター上で電子レンジを使った超簡単カルボナーラが話題になっていました。見てみると確かにレシピは簡単。加熱はレンジのみ。しかも時間にすると7~8分で作れる超時短レシピです。と……、こういうレシピを紹介すると大体言われるのが「電子レンジで作る料理なんて所詮(鼻笑い)」。でも、その鼻笑い、ちょっと待って!一回吸って!スーー。ハァーー。
結論から言いますと「誰かに食べさせて自慢したいレベル」に美味しかったです。ねぇねぇこれ私作ったの(ドヤ顔)したい程です。
このレシピを紹介したのは、シリーズ累計510万部を突破する「syunkonカフェごはん」シリーズの著者である山本ゆりさん。4月7日には最新「syunkonカフェごはん めんどくさくない献立」(宝島社)が発売されたばかり。
以前ブログで「言いふらしたい!レンジでカルボナーラ」として紹介したものを今回改めてツイッターで紹介したところ、4万5千いいねを集めるほど話題に。ありがたいことに、記事でのレシピ紹介の許可をいただけたので早速紹介していきます!
レンジのスパゲッティで圧倒的にうまくできたのがカルボナーラ。(「おはよう朝日です」で紹介しました)
こんな作り方で美味しいわけないと思いきや、驚きの味。カルボナーラを作って失敗したことがある方に作ってもらえたら嬉しいです!
レシピは下にくっつけて書きます。
※麺は5〜7分茹でのもので pic.twitter.com/Y2sqkMVQab— 山本ゆり(syunkon レンジは600W) (@syunkon0507) April 18, 2018
■材料
・スパゲッティの麺:1束(1人分約100g)
・ブロックベーコン:60g ※薄いベーコンでも大丈夫
・ニンニク:1/2片 ※好みで量を増やしても可
・水:220 ml
・塩:少々
(A)
・顆粒コンソメスープの素:小さじ1/2
・生クリーム(植物性ホイップでも可):100 ml(1/2カップ)
(B)
・卵:1個
・粉チーズ:大さじ1
・塩、こしょう:各少々
(仕上げ)
・粗挽き黒胡椒:好みで
・ドライパセリ:好みで
・粉チーズ:好みで
■手順
1:2つに折ったパスタと水、塩、みじん切りにしたニンニク、好みの大きさにカットしたベーコンを耐熱容器に入れ、ラップ無しで600Wで6分加熱。
2:1を加熱している間に(A)と(B)を用意します。
(A)は生クリームに顆粒コンソメスープの素を入れて混ぜるだけ。コンソメが溶けきらず残っても大丈夫です。後に加熱するのでその熱で溶けます。
(B)は卵、粉チーズ、好みの量の塩胡椒を入れ混ぜます。味付けはここで整えてください。なお、卵は常温にもどしていない物で大丈夫。冷蔵庫からすぐ取り出したものでも使えます。
3:1の加熱が終わったら、1を取り出して麺に芯がないか確認。あったら軽くまぜて様子を見ながら再加熱。なければ(A)とまぜて再度ラップ無しでレンジで1分加熱。
4:3の加熱が終わったら温かいうちに(B)を入れ一気に混ぜます。後は皿に盛り付けて好みで、粗挽き黒胡椒、パセリをかければできあがり!
▼山本ゆりさんのブログに掲載されているオリジナルレシピ
https://ameblo.jp/syunkon/entry-12184911910.html
■つくってみて気づいたこと
ポイント1)あらかじめ(A)(B)を用意しておくのもオススメ
まずこのレシピ、材料さえ揃えれば本当に一気に作ることができます。撮影しながらということもありましたが、あまりの早さに思わず汗をかいたほど。
人によってはあらかじめ(A)(B)を用意してから加熱を始めた方がいいかもしれません。
ポイント2)自分のレンジには600Wないよ!という人は変換ツール使うといいよ
今回「つくってみた」で使ったレンジ、実は500Wのものでした。この手のレシピで一番困るのがレシピと手持ちレンジのW数の差。どうしたら適したW数を知ることができるのか?実はW数と分を入れると、適した分数を教えてくれる便利な無料ツールがあります。
「600W 6分→500W」と指定したところ出てきたのは7分12秒。細かい秒数は機能になかったので7分10秒で加熱しています。その場合でも麺に芯が残ることはなく1発OKでした。
▼今回使った変換ツール
調べるネット「500W 600W 1500Wの加熱時間を相互変換」
https://www.siraberu-tool.net/conversion/microwave/
■試食感想
そして試食した感想ですが……「うまい」の一言につきます。やる前実は、あまりに簡単なレシピなので、あくまで自分向けのズボラレシピの一種かと思っていました。美味しいけど人には出せないものってありますよね?
ところが作って食べてみると?自分で作っておきながら「お店で食べたことあるこれ!」と驚きましたよね。あまりに驚いたのでその興奮のまま撮影途中にレシピ考案者の山本さんに即報告したほど。普段、料理を作る機会の多い人なら、この驚きは特に共感いただけるはず!「言いふらしたい!レンジでカルボナーラ」という料理名どおり、絶対に自慢したくなる一皿ですよ!
<記事化協力>
山本ゆりさん(@syunkon0507)
(宮崎美和子)