古来霊峰としてあがめられ、芸術のテーマとして描かれることも多い、日本を象徴する富士山。山体は駿河湾の海岸まで及ぶと言われており、四季折々には近くの景色と相まって様々な顔を見せてくれます。

【関連:「富士山=藤さん」など、子供の頃勘違いしていた言葉】

TaitanさんのTwitterアカウント(@taitan21)より

今回見出しで紹介している写真は、明け方に茶畑から富士山を撮影したもの。徐々に目を覚ましつつある街の光りに浮かび上がるその様は、まさに幻想的。不思議と見る者の心を揺さぶるものがあります。

富士の魅力を最大限に引き出したこの写真は、日々富士山を撮影し続けているTaitanさんという方が撮影したもの。
あまりに美しすぎるため、一瞬合成かと疑う人がいるかもしれませんが、Taitanさんによると、「多少の色補正をしているだけで、市街地と新東名(右端の光の帯)、富士山の眺望を同時に楽しめる絶好のロケーション」から、カメラはNikon D90、三脚を使用してシャッター長めに開けて撮っているそうです。

Taitanさんは、富士地域の情報ブログ『Blog@お天気屋さん』の管理人さん。
地域のイベント情報から、気になる街情報まで幅広く紹介しており、だからこそ富士山を知り尽くしている人物。

こうした絶景ポイントから撮影された写真は、ブログの他Twitter(@taitan21)でも日々配信され、特にTwitterでじわじわ人気を集めているようです。
最近は静岡の一部で梅が見頃なようで、梅と富士山のコラボレーションというこの時期限定の絶景が紹介されていますよ。