絵本『おやすみロジャー ~魔法のぐっすり絵本~』(飛鳥新社)ってご存じですか?2月19日のめざましテレビ(フジテレビ系)で特集され、朝からネットを賑わせていました。
この絵本はなんと音読してあげるだけで子供が眠たくなるようにつくられているそうです。

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『おやすみロジャー ~魔法のぐっすり絵本~』書表

『おやすみロジャー ~魔法のぐっすり絵本~』書表

いったいどういう仕組みなのかというと、心理学と言語学研究者である著者が絵本の中に「ここを強調して読み、ここであくびするように」と細かく指示を入れており、ちゃんと理論に基づいて眠気を引き起こすそうです。

絵本の帯には「たった10分で、寝かしつけ!」との謳い文句が書かれてあり、本の注意書きには「車を運転している人のそばで絶対に音読しないこと」と太字で書かれているところを見ると心理学と言語学の観点から人の無意識下にアプローチをしていることが窺えます。

筆者も寝つきが悪いほうですが、インターネット上では読み聞かせていたはずの自分がいつの間にか寝落ちしてしまっていた、なんていう書き込みもちらほら見かけるところを見ると子供だけでなく大人にも効果がありそうですよね。子供を寝かしつけたい人も、自分が不眠で困っている人も新しい絵本での入眠方法を試してみるなんていかがでしょうか!?

▼参考:
飛鳥新社(HP)

(文:大路実歩子)