フランスはボルドー西部にあるジロンド県アルカションのモレスク公園内にある約3メートルのヘラクレス像。その大事な“シンボル”が取り外し式にされたそうです。
ヘラクレスはギリシャ神話に登場し、後にオリンポスの神に連なったとされる英雄。
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■度重なるイタズラに地元行政がカンカン
海外メディアの報道によると、シンボルはどうやら酔っ払いによって何度もイタズラにもぎ取られてなくなってしまうことがあったそうで、ついに取り外し式になってしまったとのこと。地元行政はかなりお怒りだそうです。
今後、シンボルは行事のあるときだけつけられて、普段は大事に保管されることになり、現在は鉄のボルトが突き出した状態になっています。
■盗まれた理由は……
にしても、どうして裸像のシンボルがそんなに再々盗まれてしまうのかと言いますと、
50人の女性と日替わりで50日連続して夜の組み体操をした……というヘラクレス豪傑伝説にあやかるため、お守りとしてもぎ取っていく人が続発したのでは、と言われています。
過去にはシンボルが長すぎるということで市内で論争が巻き起こったこともあるというこのヘラクレス像。何かと災難に見舞われることが多いようですね。それにしてもシンボルを取り外し式にしたことで穏やかな日々が戻ってくるのでしょうか……。
※写真は使用できる素材がみつからなかったため、適当にみつくろったイメージです。本文とは全く関係ありません。(編集部注)
▼参考
Detachable penis: French statue’s new theft deterrent is a real-life King Missile song(rt.com)
Penis thieves nobbled: French statue is fitted with removable organ which is brought out for special occasions only after vandals kept snapping off the original (DailyMail)
French statue gets removable organ to fight penis thieves(thelocal.fr)
(文:大路実歩子)