今年(2017年)のエイプリルフールにVR『たけしの挑戦状』の発売をタイトーが大々的に告知しましたが、やはりジョークというオチでファンを盛大に落胆させる事件がありました。でも……アプリとしては配信決定!ということがわかり話題になっています。
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『たけしの挑戦状』は1986年にビートたけしさんが監修したファミリーコンピュータ用ゲームソフト。当時、たけしさんが今までにない独創的な発想を取り入れたいという考えのもと製作され、パッケージの裏面には「今までのゲームと同じレベルで考えるとクリアー出来ない」とコメントを寄せて話題になりました。
内容はサラリーマンの主人公が財宝を探しに行くという、選択肢によって進行するアクションアドベンチャーゲーム。世界観はたけしさんが手がける映画さながらのノワール。クリアするためには主人公が離婚届や退職届などを出して準備する必要があるという妙に現実味あるものでした。
しかしながら、指定された条件下でファミリーコンピュータのIIコントローラーに叫ぶなどの想像を超えた操作が要求されたり、難易度の高いシューティングゲームをクリアする必要があるため、結局エンディングを見ることが叶わなかった人も多く、タイトークラシックの公式ページでも「伝説のクソゲー」と紹介しています。
ちなみに今回はタイトーがかつて生み出した名作を蘇らせる「TAITOO CLASSICS」の1タイトルとしてリリースされるため、それほどまでに反響が大きかったゲーム作品であることが窺えますね。そんな名作ならず迷作がアプリで登場となると、一体どんな操作が要求されるのか?追加コンテツを携え新たな姿になっての配信は、今年夏に予定されているようですよ!
「たけしの挑戦状VR」ももちろん出ません。すみません…伝説のゲーム「たけしの挑戦状」は「タイトークラシックス」シリーズのアプリとして復活予定です! https://t.co/R76bjByH9H #エイプリルフール
— 株式会社タイトー (@TAITO) 2017年4月1日
・出典:タイトークラシックス/タイトープレスリリース/公式Twitter(@TAITO)
(大路実歩子)