犬や猫を飼っている人の中には専用ハウスとしてペットゲージを使っているご家庭も多いかと思います。ケージを使う事でお留守番をしてもらっている間にやられてしまうペットのいたずらを防ぐ事ができたり、居心地の良い専用スペースとしてペットの安心できる場所として使う事ができたりとメリットも色々あります。
が、猫、特に子猫を大きめのケージに慣らす時はこんな事もあるので注意しなくてはいけないようです。
ツイッターユーザーのろぼろふさん(@rbrv86)の家に最近来た仔猫ちゃん。猫を飼うという事でハンモックも付いた立派なケージを用意して仔猫をお迎えしたところ……。
お前…マジか… pic.twitter.com/9xJclpYxc9
— ろぼろふ (@rbrv86) 2017年9月9日
仔猫ちゃん、何とケージの隙間に頭を突っ込みそのままスルリ。体を隙間からすり抜けさせて脱出してしまいました。
これには飼い主のろぼろふさんもびっくり。現在、仔猫ちゃんは1.3Kgほどの大きさという事ですが、大きくなってもまだすり抜けると思って頭を突っ込んでしまう可能性も無きにしも非ず。すぐにケージの扉を取り外して対処したとのことです。
— ろぼろふ (@rbrv86) 2017年9月11日
このツイートへのリプライに、「昔飼ってたうさぎが同じように脱出しようとして、窒息死した」という経験談や「うちの子も仔猫時代にケージに夜入れていたら朝外にいた」と同じ体験をされた方、「うちの子も同じように抜けてた!」と動画を見せてくださる方、「頭さえ通ってしまえば体はすり抜けられてしまう」という複数の声も寄せられています。
実は、猫の頭部は体全体から見て一番幅の広いパーツであると言われています。更に、肩の関節の可動域が広くすり抜ける時に内臓を前後に動かす事ができる、股関節も柔軟性に富み強力な靭帯で支えられているなどの骨格構造が狭い所を通り抜けられるのに一役買っています。
逆を言えば、頭が通らないところはすり抜けることが出来ない、という事です。
でも当の本猫は大きくなって頭がつっかえてしまったとしても、過去に出来た体験から同じように狭い所をすり抜けようとする事があります。仔猫のうちは好奇心も旺盛でどこにでも入り込もうとしますが、事故のないように見守りながら猫との生活を楽しみたいですね。
<記事化協力>
ろぼろふさん(@rbrv86)
(梓川みいな)