冬の荒れた天候、時には物凄く寒風吹きすさぶ日もあるものです。そんな自然の中でもたくましく生きる野生の生き物たちは時に目を奪われる光景ともなります。
1月22日に関東を襲った大雪の後に、神奈川県の江之島や鎌倉の雪景色を撮影しに行ったという天狼星さん。一通り目的の撮影を終えた後に出くわした光景に思わずカメラのシャッターを押したそうです。
今朝の江ノ島鎌倉。現地で日の出を迎える時間から動き出したので、ほぼ足跡のない一面の雪原越しの江ノ島が見られたので行った甲斐あった。箱根も完全に雪山って感じになってるので、ヤシの木と雪山というミスマッチな景色もw 大仏様は雪解け水に朝日が反射して普段より神々しい感じに。 pic.twitter.com/lYyJEwi58w
— 天狼星 (@tianlangxing) 2018年1月23日
その光景とは……暴風に立ち向かう鳩の群れ。
「暴風に立ち向かう鳩を撮ったらなんか不思議な絵になったw これシャッタースピード速くて止まって見えている訳ではなく、向かい風が強すぎて実際に空中に止まっている状態ww」とその時の光景を写真とともにツイートしています。
暴風に立ち向かう鳩を撮ったらなんか不思議な絵になったw これシャッタースピード速くて止まって見えている訳ではなく、向かい風が強すぎて実際に空中に止まっている状態ww pic.twitter.com/427azUwqZp
— 天狼星 (@tianlangxing) 2018年1月23日
雲が浮かぶ空の下、鳩が一斉に画面右から左へ向けて飛び立っている光景なのですが……翼を広げ、美しいフォルムのまま静止している状態。でもこれ、実際に撮影されたもの。コラ画像ではないのです。それにしても不思議な光景。背景になる部分に風の強さを感じさせるようなものが映り込んでいないのもその不思議さに拍車をかけている様に思います。
このシュールさをも感じる光景に見た人はみな驚きを隠せず、「描画バグみたい」「エッシャーの絵の様」「マグリットの絵みたい」「合成の様に見える不思議」とその不思議な写真に釘付けになっています。確かに、ルネ・マグリットの有名な絵画にこんな感じのもの、ありましたよね。美術の教科書にも載っていたような。自然の中で生きる厳しさに負けず、強く生きて欲しいですね。
<記事化協力>
天狼星さん(@tianlangxing)さん
※見出し画像をイメージにして再送します(1月26日21時36分)
(梓川みいな)