日本の朝ごはんには欠かせない「味噌汁」。美味しいご飯と焼き魚に具沢山の味噌汁だけで「日本に生まれて良かったなぁ……」としみじみしてしまうのですが、味の素株式会社が全国20代~60代の男女10000名を対象に「みそ汁に関する調査」を行ったところ「意外とみそ汁に合う具材」の項目で本当に意外な食材が1位に選ばれています。

■ 味噌汁に「意外と」あう食材ベスト3

【第3位:さつまいも】
 筆者の個人的感覚ではさつまいもってそんなに意外な感じないんですが、意外なんでしょうか?味噌汁の軽い塩気とさつまいもの甘味がすごくマッチするんですよ。さつまいもは天ぷらに使うようなホクホク系よりも、焼き芋で密が出るくらいに甘くなる品種の方が個人的に好きです。

【第2位:かぼちゃ】
 これもさつまいもと同じような感覚で、甘いかぼちゃと味噌の塩気がいい具合に合うんです。かぼちゃは適当なサイズに切ってスライスしておいたものを冷凍保存袋に入れて凍らせておくと、朝の味噌汁を作る時間にサッとプラスできるのでおススメ。ベータカロテンが豊富で栄養価が高い所もイチオシ。

【第1位:トマト】
 え?煮たら皮以外はすぐ崩れちゃうんじゃないの?酸味と味噌の味って合うの??種のあのゼリーっぽい所も入れるの???と、筆者の頭の中は「?」だらけに。意外過ぎる食材が突然道の角から飛び出してきて顔面から突っ込んでしまったかのような衝撃を受けたんですけど……。

 すっごく気になったんで、トマトと味噌汁の2つのワードで検索してみると……あら結構レシピあるのね。薬味と一緒にサッと火を通すものや定番具材第1位のお豆腐と一緒に合わせるものなど結構レシピが豊富。どうやら、トマトの持つうまみ成分が味噌にもよく合うみたい。さらにトマトの酸味のおかげで味噌を使う量を減らす事ができ、高血圧のメニューとしても理にかなっている模様。なるほどね~。

 味噌に含まれている大豆由来の成分には安眠効果もありますが、体内で分解吸収され質の良い睡眠に繋がるには朝ご飯のタイミングで食べるのが一番効果的。また、大豆や穀類を発酵させてできるアミノ酸類は体の調子を整いやすくしてくれます。

 中に入れる具に応じて味噌の種類を変えてみるのもまた楽しいものです。朝作るのが大変!という人は夕飯のおかずに味噌汁を多めに作って朝ご飯に具を一つ足して食べきるのもおススメ。毎朝の味噌汁は元気のもと。皆さんも色んな具材を試してみて下さいね。

<意外とみそ汁に合う具材ランキング>
1位:トマト
2位:かぼちゃ
3位:さつまいも
4位:納豆
5位:レタス
6位:じゃがいも
7位:なす
8位:卵
9位:玉ネギ
10位:キャベツ

味噌汁に合う意外な具材

情報提供:味の素株式会社

(看護師ライター:梓川みいな)