いよいよ今週末の10月7日に三重県の鈴鹿サーキットで決勝が行われる、FIAフォーミュラ1世界選手権(F1グランプリ)2018第17戦・日本グランプリ。鈴鹿で30回目の開催となる今年からタイトルスポンサーがホンダとなり、名実ともにホンダのホームグランプリとなりました。

 今年はどんなドラマが繰り広げられるのか、レースウィークエンドに向けて期待が高まる中、マシンや関連機材の玄関口となっている中部国際空港(セントレア)が、10月2日に予定されるF1専用貨物機の到着を公式フェイスブックページで18時(予定)からライブ配信すると発表しました。

 F1サーカスの異名をもつ通り、F1世界選手権は世界中の国を舞台にしてレースが開催されます。2018年は3月のオーストラリアから11月のアブダビ(UAE)まで、21か国を巡る長いシリーズ。このため、運営者やチームはマシンをはじめとする様々な機材を運ぶことになります。

 今回は、先週の9月30日に第16戦ロシアグランプリが開催されたソチからの空輸。ロシアのヴォルガ-ドニエプルグループに属する貨物航空会社、エアブリッジカーゴのB747貨物機、B747-8F(貨物室容量697.3立方メートル)によるチャーター便で、10月2日未明から関係機材が次々と到着しています。中部国際空港によると、チャーター便は全部で7便。全便10月2日の到着を予定しています。

エアブリッジカーゴのB747-8F(Photo:AirBridgeCargo)

エアブリッジカーゴのB747-8F(Photo:AirBridgeCargo)

 中部国際空港では、このチャーター便の到着を公式Twitter(@Centrairairport)でお知らせしていますが、中でも真打ともいえるF1マシンを載せた専用貨物機の到着の様子を公式フェイスブックページでライブ配信すると予告しています。

 配信の日時は10月2日の18時~20時ごろを予定。機材の到着スケジュールによって前後することもあります。また、天候や運航状況の都合により、配信が中断・中止する場合もあるとのこと。中部国際空港に着陸できない場合も考えられるので、この辺りは頭に入れておく必要があります。

 ライブ配信について、最新の情報は中部国際空港(セントレア)の公式Twitter(@Centrairairport)、もしくは公式フェイスブックページで入手してください。梱包されたF1マシンの姿は、なかなか貴重ですよ。

情報出典:中部国際空港(@Centrairairport)

(咲村珠樹)