朝晩冷えてきて、風邪をひいたり園で感染症を貰ってしまったりする子どもが増える時期になりました。ちょっとでも症状を軽くするには、やっぱり処方されたお薬を飲むのが一番だったりするわけですが、小さい子ってお薬飲むのが苦手な子も結構います。そこで、沢井製薬株式会社が、10月18日(木)にWeb動画「おくすりのめるかな?」を公開しました。
見ていてつい楽しくなってしまう、可愛いこの動画。動画には、ネズミさん、クマさん、ワニさん、そして小さい子が出てきて、楽しい歌と共に大きな口を開けてお薬を口に入れていく様子が。最後には、みんなでお水を飲んで「じょうずにのめました ゴックン!」。
小さなネズミさんが頑張って大きな口を開いている様子や、怖がりのクマさんもお薬にチャレンジして大きな口を開ける様子、天真爛漫なワニさんも、ガバっと大きな口を開けます。そして、今まで登場した可愛い動物さんでご機嫌になった”子ども“が登場。「せーの!」の声に合わせて口を大きく開け、笑顔でおくすりを飲んでくれました。
この動画には、子どもを惹きつける秘密がいっぱい。歌を歌っているのは、シンガーソングライター「Nakanoまる」さん。その中毒性ある歌声はつい子供も耳をかたむけそう。
そして、絵本作家「たちもとみちこ」さんによる思わず口を開けたくなるイラスト。可愛い動物たちと子どもが、大きな口を開けている様子は、まさにうたの絵本を見ている感覚。子どもたちもついつられてしまいます。
楽曲担当は、CM音楽の巨匠「吉田ゐさお」さん。子供向けアニメNHK「オトッペ」音楽担当もしており、自然に口が開いてしまうような歌詞と曲で、子ども達もノリノリになってくれそうですね。
さらに、動画の監修には大阪母子医療センター副院長「位田忍先生」が。「子どもたちに薬を飲んでもらう最大のハードル(一番大事なポイント)は”口を開けてもらうこと”です。『お手本を見せてまねしてもらう』ことができれば、関門突破です。動物たちと一緒に『あーん』やってみましょう。」とコメントしています。動画を見て、子ども達がノリノリでお口を開ければしめたもの。そのまま楽しい気分でごっくんまでいけそうですよね。
極めつけは、音声科学・音響心理学の「鈴木創(日本音響研究所・所長)」さんによる音声分析によるお墨付き。この動画について、以下のコメントを出しています。
「この動画について音響分析した結果、想定される主な視聴対象者である乳幼児に対して次のような効果が期待できるものである。
1.4回同じフレーズが繰り返されるためとても印象に残りやすい。
2.曲の部分によって音色が変化しているため興味を引き続ける。
3.『あーあー』に合わせて口を開ける動作を真似する可能性が高い。
4.学習により『せーの』と声をかけると口を開けてくれやすくなる。
5.音の高低のバランスがスマートフォンやタブレット端末での視聴に向いている。」
と、この動画について分析をしています。その結果、公開に先立って、スタッフ関係者の子ども達に本動画を見せて簡易実験したところ、41人中34人(約83%)の子どもが実際に口を開けてくれ、「子どもの食いつきがとても良かった」「もう一回するって大喜びでした」とママ・パパからも大好評だったとの事。
さまざまなスペシャリストたちが子どもにお薬を楽しく飲んでもらう為に総力を結集した、楽しい動画。何回も見る事で、「お薬が苦手!」から「お薬平気だもん!」になるかもしれませんね。
情報提供:沢井製薬株式会社
(梓川みいな / 看護師ライター)