初夏は秋とともに実りの季節。春の花が咲いた後に色とりどりの鮮やかな木の実たちが目を楽しませてくれます。そんな木の実たちをお菓子の箱に詰めてみたら、宝石箱みたいになり、見た人たちを楽しませています。

 New草花あそび研究所の所長で、山と渓谷社より「あたらしい草花あそび」を刊行しているinoriさんは、これまでにも様々な身近にある草花をつかった遊びを紹介していますが、今回は、初夏の木の実たち。

 「崖の木の実たちが宝石のように綺麗だったのでGODIVAの空き箱に並べてみました。グミ、カジイチゴ、サクラ、クワ、の実です。指輪になっているのはヘビイチゴです。食べれなくはないそうですが、普段食べないのでちょっと別枠にしました」と、その箱に入った実をブレスレットのように輪にして並べている様子をツイッターに投稿しています。これを見た人たちからは、グラデーションがキレイ、色相環みたいな色合いが素敵、ホントに宝石みたい、といった声とともに、「食べたい!」「食べたことあります」という声も。

 実は筆者も田舎育ちの母の影響もあって、グミや桑の実は子どものころによく食べていました。カジイチゴは名前こそ知らなかったものの、「黄色い野イチゴ」と珍しがって口にした記憶が。桑の実って、色がすごくて食べると口の中はすごい紫に、服に付くと色が落ちないで、母からは毎年のように呆れられていましたが、それでも美味しいのでつい摘んで食べてしまうんですよね……。

グミの実

カジイチゴ

桑の木の実

 そしてヘビイチゴは、小さい時のままごと遊びに使っていたような……。グミの実は、若い木だと渋い実しかならないって教わりましたが、子どもの時に食べたのは甘酸っぱいのと渋かったのと、両方あったような……。

ヘビイチゴ

 こんなカラフルな木の実のアクセサリー、実際にあったら初夏のコーデにも合いそうですし、付けたら気分も上がりそうですよね。

<記事化協力>
inoriさん(@kusabanaasobi)

(梓川みいな)