ちょっと前に、泥団子をピッカピカに磨いてつるっつるのきれいな球形にするのが流行りましたが、皆さんは覚えていますか?キレイな泥団子を作るキットまで出ていましたが、その泥団子が、まるで宝石か何かのようにキラキラときれいな色で光る球体に磨き上げられ、見た人の心を虜にしています。
「今日は泥団子作りの究極をキッズに見せてやりました。まじのビフォーアフター。 弟子入りしたいと子供たちが集まり、気が大きくなりこう思いました。 磨き続ければ泥も宝石のようになる。そういうことです。人生も。」と、泥団子を磨く前と磨いた後の写真をツイッターに投稿したのは、チームX-farmのNIHEIさん。
ビフォーの泥団子は、普通に泥を丸めて固めただけという感じのもの。何の変哲もないただの泥団子です。しかし、アフターの状態は……青味がかった透明感のある色合いに、ところどころに金色の模様が入ったような、例えるならオパールのような、ソーダライトかラピスラズリのような色合いの球体に変身。青い色も均一でなく、深い青だったり白みがかった青だったりと、ただ色を塗っただけでは出せないような色合いに。
このビフォーアフターを見た人たちからは、どうやって作るの?ホントにできるの?嘘でしょ?などといったリプライが。作った本人でさえも「この画像みると嘘でしょっておれでも思うんですけと、まじです。笑 おれもびびってます」と返すほど。そして「弟子入りしたい!」と志願する人が何人も。
今日は泥団子作りの究極をキッズに見せてやりました。まじのビフォーアフター。
弟子入りしたいと子供たちが集まり、気が大きくなりこう思いました。磨き続ければ泥も宝石のようになる。そういうことです。人生も。 pic.twitter.com/tl16l36Heo
— NIHEI (@tondekefirebird) June 8, 2019
NIHEIさんに作り方を聞いたところ、「用意した泥だんごを丸く削り、石灰や色素でコーティングしていき、丸くなるように磨き、乾かしの繰り返しです。模様はつける色の順番などで色は変わっていくので、無限に模様はできます」ということです。色素の選び方や磨き方で、様々な宝石みたいな泥団子ができるようです。
NIHEIさんによると、この宝石みたいな泥団子の作り方は、職場の親方が考案して、それを教わりながら実践したとのこと。一度ワークショップをやってみたところ、反響が大きかったので、反響次第で開催していきたいということで、直近では7月27日、28日に行う予定。詳細は決まり次第追ってお知らせするそうです。また、反響次第では夏休み期間中や、NIHEIさんが毎月やっているX-farmという音楽イベントもあるので、今後そこでも開催予定とのこと。
子どもだけでなく、大人も童心に帰って作れそうな宝石泥団子。ワークショップが近くで行われたら、ぜひ参加してみたいと思います。
<記事化協力>
NIHEIさん(@tondekefirebird)
(梓川みいな)