2020年は十二支の始まりにあたる「子年(ネズミ年)」。VANSでは中国の現代美術家ザオ・ザオ氏とコラボし、ストリートに生きるネズミたちをイメージしたシューズ「YEAR OF THE RAT COLLECTION」5モデルを発表しました。
Vansは1966年のデビュー以来、ストリートのアクションスポーツブランドとして知られています。また、ストリートカルチャーのクリエイティブな表現をサポートし、これまでにも数々のアーティストたちとコラボを展開してきました。
2020年代の幕開けと十二支の始まりが重なる今年、Vansがコラボしたのは中国・新疆ウイグル自治区出身の現代アーティスト、ザオ・ザオ(ZHAO Zhao)氏。1982年生まれで、日本では2017年の横浜トリエンナーレに参加しているほか、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の展覧会に参加するなど現代中国を代表するアーティストの1人で、現在は北京とロサンゼルスを拠点に活動しています。
Vansとザオ・ザオ氏は、子年とVansが掲げる“Off the Wall”のスピリットとを組み合わせ「ストリートに生きるネズミたち」をモチーフとしたコレクションを作り上げました。
定番のクラシックスケートシューズ「Old Skool」(22~29cm・30cm:税別9000円)は、グレーのスウェード素材アッパーにVansの象徴的カラーであるダークグレーのサイドストライプ。ヒールにはパッチを重ね、ネズミが走り回るトンネルの入り口をイメージしています。ワッフルソールはピンク。
ロートップのスケートシューズ「Vans Era」(22~29cm・30cm:税別9000円)では、スウェードのアッパーとアウトソールのカラーリングをグレーのモノトーンに統一したシックな装い。ヒール部分はタブを重ね合わせています。
ハイカットスタイルの「Sk8(スケート)-Hi」(22~29cm・30cm:税別1万1000円)には、地下に伸びるネズミたちのトンネルをイメージしたグラフィックが施されています。サイドストラップはレザー、サーキュラーパターンが透けるワッフルソールの組み合わせ。
ダブルレース・デザインの「Era Lacey」(22~29cm・30cm:税別9000円)は、チェッカーボード柄の2本目のシューレースをアッパーのサイドから後方へ流すことで、新たなネズミのトンネルをイメージ。チェッカーボード柄のフォクシングテープと、アシンメトリーなパターンの透明ワッフルソールが特徴です。
Vansの定番「Slip-on」と「Old Skool」が一体となって新たに誕生した「Comfycush Slip-Skool」(22~29cm・30cm:税別1万2000円)は、Slip-onのコア構造の上に透明なOld Skoolのケースを組み合わせた「Slip-Skool」に、快適な履き心地を提供するComfycushインソールをセット。デザインは密集した都会の中でダイナミックに活動するネズミの通路をイメージしています。
またザオ・ザオ氏は、Vansの“Off the Wall”ロゴにネズミのしっぽを組み合わせた、これら「YEAR OF THE RAT COLLECTION」を象徴するロゴをデザイン。Vansのアイコンであるヒールタブに配置しています。
Vans「YEAR OF THE RAT COLLECTION」は、2019年12月31日から小売店およびオンラインショップで販売が始まっています。販売の詳細については、地域ごとのVansソーシャルメディア・アカウントで確認してください。
情報提供:株式会社エービーシー・マート
(咲村珠樹)