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アメリカ陸軍30mm機関砲の新型りゅう弾をノースロップ・グラマンが受注

 ノースロップ・グラマンは2020年7月9日(アメリカ東部時間)、アメリカ陸軍からXM813ブッシュマスターII30mm機関砲用の新しい曳火射撃用りゅう弾の開発を受注したと発表しました。ブッシュマスターIIはストライカー装甲兵員輸送車の無人砲塔に採用されているチェーンガンです。

  •  ノースロップ・グラマンの発表によると、現在開発が進んでいるのはブッシュマスターII用30mm×173mm弾のうち、3種類の信管を持つ曳火(Airburst)りゅう弾。1つは目標に到達する前の任意の時点で炸裂し、広範囲に破片をばらまく時限信管(Programmable Airburst)。これは特に人間に対して高い殺傷力を有し、散弾銃のように面的な制圧が可能となります。

     残り2種類は、弾着と同時に炸裂するポイントデトネーション(Point Detonation)信管と、弾着から遅れて炸裂する遅延信管(Point Detonation with Delay)。ポイントデトネーション信管は対象物そのものの破壊に、そして遅延信管は着弾・貫通後に炸裂するため、建物などに隠れた相手に対し有効なものとなります。

     ノースロップ・グラマンで武装システム部門を統括する、ダン・オルソン副社長は「ノースロップ・グラマンは、脅威となるドローンから隠れたポジションにいる目標まで、困難な目標を撃破する能力を既存の砲に付与する分野をリードしています。私どもの空中炸裂弾技術は信頼性が高く、この新しい弾種もアメリカ陸軍の砲をより素晴らしいものにしてくれることでしょう」とのコメントを発表しています。

     今回の契約では、新しい空中炸裂弾の開発・製造からアメリカ陸軍による評価までが対象。これとは別に、ドイツに駐留するアメリカ陸軍第2ストライカー旅団に対し、第1世代の30mm空中炸裂弾を供給開始するとのことです。

    <出典・引用>
    ノースロップ・グラマン ニュースリリース
    Image:Northrop Grumman/U.S.Army

    (咲村珠樹)

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