山崎製パンの「薄皮シリーズ」に2023年8月、新たな商品が仲間入り。その名も「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」。
ハンバーグ!?今まで菓子パンのイメージだった「薄皮シリーズ」に、ハンバーグとはかなり異例。果たしてどんな味なのか、さっそく食べてみました。
■ 「薄皮シリーズ」なのにガッツリ系?
山崎製パンの「薄皮シリーズ」は、名前のとおりパンの皮が極めて薄いのが特徴。一方で中身がたっぷり入った食べ応えあるシリーズです。商品名の「薄皮」は、和菓子の薄皮まんじゅうのように、生地に対して中身がいっぱい入っていることからつけられています。
その「薄皮シリーズ」より新たに登場したのが「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」。惣菜系はこれまでにも発売されていますが、「タマゴパン」などサンドイッチ寄りなライトな食べ応えが主でした。ハンバーグのようなガッツリ系は記憶にありません……。これは気になる。
公式サイトの説明によると「ほぐしたハンバーグとこしょう入り照焼ソースをあえて、ケチャップと一緒に包んだ」とのことで、それ以上の説明はナシ。非常に謎に包まれたミステリアスなパンです。
ですので、ぜひとも手に入れたい……と思っていたのですが、思った以上に入手困難。地元のスーパーやコンビニを何軒もハシゴし、ようやく見つかりましたよ……。「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」。ちなみに筆者の購入価格は税込159円。売値は店舗によって異なるため、大体の参考にしてください。
■ 「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」を食べてみる
「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」、いったいどんなものなのでしょうか。まずは外観から。極めて今までの「薄皮シリーズ」と変わりありません。ただし、パッケージを開けた瞬間「ブワッ」と美味しそうな「ハンバーグ」の香りがただよってきます。
では失礼して、断面を見てみます。パカッ!さすが「薄皮シリーズ」です。パンの皮は薄く、中身の具材はパンパンに入っております。
ハンバーグだから、他のシリーズに比べちょっと原材料費が高いハズ。だからボリュームが抑えてある……なんてことは一切なく、「薄皮シリーズ」としての誇りを誇示するかのごとく、圧倒的なボリューム。
通常の「つぶあん」と比較してみました。ならべてみると、何ら遜色ないほどのボリューム。これでこそ薄皮シリーズと言わんばかり。
では食べてみます。うん、さすがに大手ファストフード店のようないわゆる「ハンバーガー」のような食べごたえは無いのですが、よくあるコンビニに売っている「ハンバーグ入りパン」のような優しい味わい。
ケチャップもほどよく、ちょっと小腹が空いた際にはちょうどいいかもしれません。食べ盛りの中高生には特に喜ばれそう。ただ、欲張って一気に4つ食べてしまうと、お腹がパンパンになりそうなので注意が必要。
「薄皮シリーズ」の「惣菜パン」は、過去に「薄皮タマゴパン」「薄皮ツナサラダパン」などが一時的に販売されておりました。今回の「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」も定番ではなく、期間限定のはずですので、無くなる前に購入することをおすすめします。
<参考>
山崎製パン 薄皮シリーズ
(たまちゃん)