山崎製パンの「薄皮シリーズ」といえば、4個1袋のパンシリーズ。1個が手軽に食べられるサイズ感で、大人にとっては小腹みたし、小さいお子さんにとっては1個がちょうど良い大きさとあって、世代問わずに人気です。

 そんな「薄皮シリーズ」より2月1日に新商品が登場。その名も「薄皮ポテトサラダパン」「薄皮ナポリタンパン」。一体どんな味わいなのか、一足遅く食べてみました。

■ 薄皮シリーズとは

 薄皮シリーズとは、山崎製パンより発売されている菓子パンシリーズ。粒あんをたっぷり包んだ「薄皮つぶあんぱん」や、クリーム、チョコ、ピーナッツなど甘いパンが定番です。

 しかし最近では、甘い菓子パンだけでなく「惣菜パン」でも話題に。「薄皮グルメシリーズ」として展開され、「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」と「薄皮たまごぱん」が先に発売されています。

薄皮ハンバーグ&ケチャップパン

■ 「薄皮ポテトサラダパン」「薄皮ナポリタンパン」どんな味?

 2月1日より、新たにナインナップに加わった「薄皮ポテトサラダパン」「薄皮ナポリタンパン」。「薄皮ハンバーグ&ケチャップパン」と、「薄皮たまごぱん」は“小腹みたしにちょうど良い”と評判ですが、新作2品はどんな味わい&食べ応えなのか?食べてみるのが楽しみです。

 まずは原材料からチェックします。「薄皮ポテトサラダパン」のほうはそのまま「ポテトサラダ」が入っている模様。1個あたりカロリーは80kcal。そして「薄皮ナポリタンパン」のほうも同じく「ナポリタン」がそのまま入っており1個あたり64kcal。

「ナポリタン・ポテトサラダ」の原材料

 次に中身を出して見た目をチェックしていきます。ただ取り出しただけだと、両方見た目の違いはなし。

 ただし、「ナポリタン」のほうは、「パン」の皮をぶち破って匂いを貫通させているようで、明確にニオイで判断可能。恐るべし「ナポリタン」の香り。

見た目は全く同じ

 また、ナポリタンのほうは持つだけで中身が崩れてしまいそうなほど、全体的にモロい感じです。パンも「薄皮」ですので、ナポリタンの重みでそのようになるのは、当然ですよね。食べるときには注意が必要です。

手に持つとナポリタンのほうはモロく感じる

 では割ってみましょう。はじめは「ナポリタン」。

 うん、ナポリタンがそのまま入ってます。どストレートなナポリタンで、割るとさらに「ナポリタン」の匂いが広がります。昼食をコソコソ食べたい人には注意が必要ですね。

薄皮シリーズ「ナポリタン」をわったところ

 一方、「ポテトサラダ」のほうは特に強い匂いはなく、中身は惣菜コーナーでよく見かける「白いポテトサラダ」。主な具材はじゃがいも、にんじん、玉ねぎととてもシンプルです。

薄皮シリーズ「ポテトサラダ」をわったところ

■ 食べてみた

 ではようやく食べてみます。

 まず「ナポリタン」のほうですが、見た目と匂いからして既に味わいは想像できたのですが……。うん。シンプルな「ナポリタンのパン」です。そもそも「ナポリタン」と「パン」は相性がいいので、全く味わいに問題はなく、ほんと普通の「ナポリタンのパン」。ただし、先述のとおりこの手のパンとしては匂いをかなり感じます。

 一方「ポテトサラダ」の方ですが、こちらも安定の味わい。そもそもポテトサラダとパンの相性はもとからバッチリ。サンドイッチでも定番ですしね。

 味わいは通常売られているポテトサラダよりも、若干甘味が強く感じられました。食べ応えもずっしり。一歩間違えれば、「粒あん!?」と勘違いするほどですが、それぐらいスイーツ感はありつつ、最後にやっぱり「惣菜」と感じさせる、しめやかな味わいで上品。

 完全に「ポテトサラダ」と「ナポリタン」は「静」と「動」。もちろん、ナポリタンが「動」なのであります。

薄皮シリーズ「ナポリタン・ポテトサラダ」の様子

 もちろん、このサイズで「パクッ」と食べられるお手頃感は、「薄皮シリーズ」ならでは。小腹がすいたときにはもってこいです。新発売ものは、売れ行きによっていつか販売終了する可能性もあるので、気になる方は早めに入手すべしです。

<参考>
薄皮シリーズ(山崎製パン)

(たまちゃん)