皆様お久しぶりでございます。最近、借りぐらしからの新居への引越しで記事に手が付けられないほど忙しかった非売品ジブリグッズ収集家のくろすけでございます。
もうね、ジブリグッズの梱包&運搬の大変なことといったらカオスなわけでございまして……。
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小さい家なもんだから、特大トトロのぬいぐるみが玄関から入らなくって「トトロ釣り」というとってもシュールな絵図らで二階の窓から搬入とか(笑)荷物の整理ついでだからとグッズの棚卸しをザザッと試みたところ、総グッズ数が約1300ほどあったのですが、まだまだジブリの大博覧会は開けないのだなと痛感した今日この頃。やはりジブリ30年の歴史には敵いませんね~当たり前ダ!とゆー事で、引越し先のネット環境も復活してきたところでいつものように不定期ながらも記事を執筆させていただきますのでどうぞよろしくお願いします。
さて今回は「引越し」というキーワードから「借りぐらしのアリエッティ」グッズのご紹介。
小人たちは「人間に見られてはいけない」という掟があり、見られてしまったらそこにはもう住む事ができずに引越ししなければならないという掟が代々受け継がれています。
この「借りぐらしのアリエッティ」では映画の主題がそこにあることから、とあるアリエッティグッズが製品化されなかったという経緯があるのをご存知でしょうか?
アリエッティグッズというと、アリエッティの洗濯バサミがとてもヒットして品切れになるなど女性向けの商品展開が多く、その他ではレリーフミラー・ヘアブラシ・トートバッグなどなど様々なグッズがありました。
そんな多様なグッズ展開をしているアリエッティで、この「人間に見られてはいけない。」という主題が原因で製品化されなかったものとは……そう、ありそうでなかったアリエッティの等身大フィギュアなのです。
アリエッティ公開前は、小人が主人公だから1/1だとサイズ的にもちょうどよいフィギュア関係のグッズはでるのだろうと思っていたのですが、フィギュア系といえばディフォルメサイズのアリエッティのキーホルダーのみ。リアルタッチな等身大フィギュアの販売はありませんでした。と言うのも、作っていなかったわけではなく販売許諾を取る途中で鈴木敏夫さんまではOKをもらいつつも宮崎監督のところでNGを出されてしまったとか!
その理由が、「人間に見られてはいけないのに等身大フィギュアが製品化されて人の目にたくさんさらされるのはおかしなこと」ということだそうです。たしかにそれは一理ある!と思いましたが、やっぱり製品化してほしかったな~というのが正直なところではあります。そんなことからアリエッティの等身大フィギュアというのは、販売ではなく宣伝のみでの使用のものしか作られてはおらず、公開当時では数種類のフィギュアが宣伝に使われました。
そして今回ご紹介するのがそのうちの一つであるコチラッ!
「どんぐり共和国店舗用非売品置物」
こちらはどんぐり共和国の母体であるベネリックがアリエッティグッズの宣伝用として作ったフィギュアで、アリエッティ公開当時にお店に行った方は見た事があるかもしれませんね。
それではまた次回をお楽しみに~♪
(文:非売品ジブリグッズ収集家 くろすけ/@kurosuke4313)