私は1年ほど前に引っ越しをして大分のある町に来たのですが、町内放送が朝から大音量で流されるため予定より早くに目覚めたりすることがあります。

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町内放送

緊急の用件などではとても役に立つ町内放送なのですが、朝7時ピタリから流れる放送は「本日11時から災害防止訓練をします。11時に再度放送しますので机に隠れる、頭を抑えるなど、自分が安全だと思う行動をして下さい!」というものや「本日夜7時より組合長会議が行われます」というもの。
災害防止訓練は田舎になればなるほど周囲の連携も必要なので放送して周知する意義もわかるのですが、組合長会議なら組合長同士で電話や回覧などで連絡をとりあってくれればいいのになぁと感じるこの頃。
日中に仕事をする私は朝早くにおきてもまだましな方ですが、他の人はどう思っているのか調べてみました。

「放送するなというのではなくて、日にちや時間をずらして欲しい」
「やっと寝かせた子供が起きる」
「法的規制は無いのですか?」
「夜勤をしている者にとっては何時でもうるさい」
などなど、不満のある方が意外にもいるようです。特に休日の放送はさらに辛いみたいです。

そして「やめて」とは言いづらいのは皆さん一緒のご様子。
他の地域ではどんなルールで放送されているか、いくつか町の放送可能時間を調べてみました。実際に放送されているかはわからないのですが、なんと6時15分から放送可能という町があるそうです。ただ早いと苦情があり「見直しを検討中です」という地域や「9時から」という地域などもありました。

私の町は7時からです。ですから、放送がある日は7時となるや「待ってました!」といわんばかりに大音量で流されます。
起きていることも多いのですが、その時間はまだ仕事には早すぎる時間ですし、前日の夜が遅くなった次の日に放送があった時などは叩き起こされたような気分になります。
田舎とはいえ、県の中心部からさほど離れていない住宅街ですから、マンションも多く建っていて、田んぼと山が一面に広がるというほどの地域ではないのに、よく皆さんこれを気にせず過ごせるなぁと。慣れなのでしょうか。

冒頭触れた災害防止訓練はじめ、夕方にお子様向けの「帰宅しましょう」の声や『夕焼け小焼け』の音楽放送など、子供に関する事件も耳にする中で、これは必要だなと感じることもありますが、せめて組合長の会合程度は電話連絡にシフトしてもいいような?

(文:ロジン2020)