普段食べてるおにぎりを、食べる前でも、食べながらでも、手作りでも買った物でも1枚パシャッと写真を撮ってSNSにハッシュタグ「#OnigiriAction」をつけてアップするだけで、飢えや貧困に苦しむアフリカ・アジアの子供達に給食が届けられるというキャンペーンが10月11日からスタートしています。

 写真を1枚投稿すると参加者のかわりに協賛企業が給食5食分相当の100円を寄付する仕組み。さらにおにぎりと伊藤園の「お~いお茶」と一緒に撮れば伊藤園から100円がプラスされ合計10食分が寄付できます。

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世界食料デー・ソーシャルアクション『おにぎりアクション 2016』

 このキャンペーンは世界食料デー・ソーシャルアクション『おにぎりアクション 2016』として開催されているもの。昨年に続き2回目の開催になります。昨年は世界中から5,000枚を超える写真が投稿され、25,000食の給食が届けられました。今年はその4倍にあたる10万食の給食を届けることを目指しているそうです。

 2016年の開催概要は次の通りです。

【おにぎりアクション 2016】
▽期間:
10月11日から11月30日まで

▽参加方法:※どちらか一つで可
1:#OnigiriAction をつけてSNS上(Facebook, Instagram, Twitter)におにぎりの写真をアップする。
2:特設サイトから投稿(http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/

▽写真条件
・おにぎりが写っていること(手作り・買った物どちらも可)
・おにぎりを作ってる、持ってる、食べてる、単体などおにぎりにまつわる写真であれば何でもOK!
・期間中何回でも投稿可能

▽ボーナスポイント
・伊藤園の「お~いお茶」とおにぎりが写った写真はさらに100円寄付できる。
・対象商品を購入すると売り上げの一部が寄付される。(対象:http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/#join

■編集部でもチャレンジ!

 今年のキャンペーンでは昨年の4倍。10万食を届けることを目標にしているそうですが、キャンペーン開始から1日たった10月12日11時時点の投稿数は特設サイトの記載だと817枚……。

 そこで編集部でも各自が今日のお昼に持ってきたおにぎりでチャレンジしてみました。

 ちびっこのいる私は、子供のお弁当用おにぎりの残りで目や口がついたキャラ風おにぎり。その他は海苔で巻いただけのおにぎりや、コンビニで買ってきたコンビニおにぎり。みんなで持ち寄りパシャリ!その後投稿し、わずかばかりでも協力することができました。

キャラ顔おにぎりと普通のおにぎり
コンビニおにぎりでも可

 この手のキャンペーンが開催されるとネットなどでは「まわりくどい」「直接協賛企業が黙って寄付すりゃいいじゃん」なんて言う声が出てくることがありますが、実施するのは「寄付+貧困で食事に困っている子供達を広く知らせ、その問題に社会で目を向ける」という意味があります。だから無駄にやってるわけではなかったりします。

 今日のお昼におにぎりを食べる方はパシャリと1枚撮って投稿するだけ。ただそれだけでおなかをすかせた子供達に給食5食を届けることができる。誰でも気軽に参加できるこのキャンペーン。皆さんもぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

(文:栗田まり子)