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店長が独自開発し周囲に止められたという問題作 話題の「ジョッキ月見蕎麦」食べてきた

 秋葉原に通うネット民の間で「悪ノリがすごい居酒屋」「ギリギリアウトな居酒屋」として秘かに知られている、居酒屋革命 酔っ手羽 ヨドバシAKIBA店(ヨドバシカメラマルチメディアAkiba8F)が、これまた「とっても食べにくい蕎麦」を提供し始め話題になっています。

  • ■店長がまわりから「それだけはやめてくれ」と言われた問題作

     さて、その「ギリギリアウトな居酒屋」。ギリギリ攻めるダジャレメニュー名などで訪れる客を困惑させ、しばしば話題となっていますが、今回話題なのは店長渾身の新開発商品。

     早速訪れ話題の新商品を注文してみました。注文から待つことしばし、席に到着したのは中ジョッキいっぱいに盛られた月見蕎麦がどーん。その名も「ジョッキ月見蕎麦」1杯490円。

     壁にある説明によると「SNSにおすすめ!!」な商品なのだそうです。ともに書かれる説明によると、酔っ手羽ヨドバシの店長が独自開発し、まわりから「それだけはやめてくれ」と言われた問題作を完全再現したものだそうです。さらに食べる前には撮影するよう促されています。

     中ジョッキの中に蕎麦と冷たいお出汁、生卵に長ネギと小口切りのネギが入っています。蕎麦は飲み物なのか……と一瞬躊躇するビジュアルですが、一口飲むように口にいれてみると……想像どおりすすりにくい。結局お箸でいただきましたが、これがまた食べにくい(笑)

     でも味自体はきちんとしており、あっさりお出汁に冷たいお蕎麦、薬味のネギ類がアクセントとなり、生卵が全体をまろやかにまとめているという仕上がり。見た目ふざけていても中身は真面目な味が込められていました。というわけでビールをお供に軽く完食!

    ■思わず戸惑うネーミング…マックに空豆アワー?

     当然ながらお腹はいっぱいにならないので、メニューを見ていると「みんな大好きガツ生」550円が目に飛び込んできました。にんにく醤油かゆずポン酢の2種類の味があり、お店の人気はにんにく醤油ということで注文。メニューの写真よりも現物のほうがよく、こりこりしており醤油とすりおろしにんにくがあとを引き、濃い味の中のキュウリがすがすがしさを持ってきてくれました。

     他にも気になったのは、「ジャンボメンツカツ」。その重さ350g!!普段食べているハンバーグやステーキの量だから大丈夫かなと思い頼んでみると……やっぱり大きかった。直径は、お店備え付けの割り箸とほぼ一緒。メンチカツを割ろうとしてみるも、この大きさのメンチカツなだけあり、衣がしっかりついていますが、ちゃんと揚がっているのでカリカリとしていて、中身は肉がぎっしりでした。一口目はソースなしでいただきました。中のお肉に味付けをしてあるので、ソースなしでも全く問題なくいただけました。ソースをかけると衣がふにゃふにゃするから苦手な方は、そのままでも十分美味しくいただけます。ただ、大きいので一人で食べるのは避けた方がよろしいかと……。



     メンチカツを半分食べたところで、口の中が脂っこくなったので、チェイサー代わりにサラダを注文。「デーモン(サーモン)とアボカドのサラダ ハーフサイズ」450円。この量、ハーフサイズなの?というぐらいの普通サイズのサラダが登場。このお店、全般的に量が多いことに今更気づきました。1/2個のアボカドにキャベツにレタス、玉ねぎ、トマト、サーモンが乗っていてとってもボリューミー。和風ドレッシングでしたが、チェイサーにならずしっかり食事になりました。

     お口直しにデザートをと思うと「7年の歳月を費やし開発したかもしれない新商品“酔っ手羽オリジナルアイス”」があるというではないですかー。早速注文。届いてみると?これは……(笑)普通の市販アイスが箱ごと到着(笑)。全体的にこのお店、ダジャレメニューをはじめ、噂どおり「悪ふざけ」がかなり好きなようす。とはいっても味は確かなもの。値段も手頃でボリュームも満足です。

     筆者は割と大食いなので注文した全てのものを一人でいただきましたが、先に紹介したとおり一品一品の量が多いため、色んなメニューを楽しみたい場合には誰かと一緒の方がいいでしょうね。と……ここまでさらりと無難にメニュー紹介してきましたが、実際メニュー表を見るとつっこみたくなるものばかり。「マック」という名のフライドポテトや、空豆の「空豆アワー」などなど。。。。詳しくは実際に足を運んでその目でご確認ください(震え声)。

    ※初出時ガツ生の説明で「ガツを生で食べましたが」と記しておりましたが、正しくは加熱処理が施されたものです。このか所誤解を招く表現であったこと、訂正しお詫びいたします。

    (伊佐木零子)

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