夏の宿題の一つにありがちな、ポスターや夏の思い出の絵を描く宿題。小学生の頃に下書きの時点で挫折していた程度には絵が得意でなかった筆者でしたが、絵の具を溶くパレットはいつもキレイにしておきたい方でした。が、あれってキレイに洗っているはずなのに色がどうしても残って気になる……。そんな昔の自分にすごく教えたくなったパレットの色の落とし方が話題になっています。

 このパレットの色の落とし方、実は消しゴム一個だけでできてしまうのです。やり方は簡単、消しゴムで色の残っているところをこするだけ。この方法をツイッターで紹介しているのは、ツイッタユーザーの“アンポえくぽ”さん。「えるしっているか 洗っても落ちないパレットの汚れは 消しゴムで綺麗に消せる」とパレットの色を消しゴム一個で落としている写真を投稿しています。

消しゴムでこする前のパレット

洗っても色が落ちないパレットが……

消しゴムで赤い色残りが落ちています

 これを見た人たちからは、「いつもこれに悩んでいたので助かりました!」と感謝の声が届いたり、「(早速試してみて)めちゃめちゃ落ちます」と画像付きでリプライでその様子を送って来たりと反響が続出。アルコール消毒液でも落ちるのですが、それでも落ちにくい色でも消しゴムでこするとキレイに取れてしまうそう。また、この方法はアクリル絵の具でも応用可能との事。

 子供の絵の具セットに入っているパレットってプラスチックのばかりなので、筆者宅に使われたまま4年くらい放置されていたパレットでも落ちるのだろうか、と試してみたところ……びっくりするほど落ちました。使ったのは普通の消しゴムでしたが、十分よく落ちてます。危うく仕事を放置して消しゴムでずっとゴシゴシし続けるところでした。

筆者子供のパレット。相当色残りしています(筆者撮影)

筆者が子供の使い残しの消しゴムでこすってみた結果(筆者撮影)

 絵の具セットにあるパレットは角に溜まった色が上手く落ちないのですが、消しゴムの細いのや柔らかいもので落とす事もできそうです。アンポえくぼさんも、柔らかい消しゴムが使いやすいと推奨されています。練り消しでもいけるかな?

 2学期に向けてキレイな絵の具セットを持っていきたい!という人、普段からプラスチックパレットを使っている人、ぜひ試してみては。

<記事化協力>
アンポえくぽさん(@Anpo_Ekupo)

(梓川みいな)