コロナ禍で在宅勤務を余儀なくされ、休校中や休園中の子どもは好き勝手やりまくって毎日が疲弊しかないという兼業主婦の声に、全日本の同じ立場の人が「私も限界です!」と共感の声を寄せています。何で主婦業を母だけがやらなきゃならない訳!?

「こんな世界中が大変な中、大変言いづらいのですが、家族全員分のご飯をつくって、家族全員分の食器を洗う、これが1日3回も繰り返される事に私は限界がきている」

 というツイートに続いて、

「セルフクソリプ『FF外から失礼します。戦前の方々は当たり前でしたし、なんなら洗濯機などもない時代もありましたが?』

セルフクソリプ返し『昔は昔!!今は今!!!洗濯板差し上げますのでお帰りください!!!!!』」

 と、予想されるしょうもない批評リプライ、つまりクソリプとその返しまでをセットでツイートしたのは、イラストレーターのオキエイコさん。現在のオキさんの状況は、テレワーク中のご主人と4歳の娘さんが家にいる状況。さらに娘さんは「少食で食事メニューも気を使うし、もう4歳にもなるのに『食べさせる』という手間もあって毎食ぐったり」と、心境を吐露するオキさん。

 4歳児……お手伝いしたがるけど危なっかしかったりするし、食事の時も、後も割としっちゃかめっちゃかな状態になるし……。筆者も2人の子を持つ母ですから分かります。わかります。思わず昔を思い出して遠い目になってしまいました。
 
 そんなオキさんの本音には、「もう限界です」「私も噴火寸前です」「無理寄りの無理!!」と、疲れ切った主婦の皆さんからの声が続々……。中には「リモートワークになって通勤に余裕ができたから」と家事を率先してくれる男性陣もそれなりにはいるようなのですが……。それでもまだまだ全員が全員とは言えないようす。

 現在リモートワークや休校中で家族といる人は、普段から家事を分担しておかないと、早晩、家庭の危機が訪れるかもしれませんよ……?奥さん、お母さん、主夫などなど、普段家事をメインでやっている人にばかり頼っていてはいけません。

 お料理が得意な人ならば食事の当番を最低1日1食は担当する。苦手な人はせめてゴミ出し、洗濯、掃除など、できる範囲で家事をカバー。考えれば、できることは必ずあるはずです。

 そして、小学生も高学年になればある程度自分の事ができるはず。家庭科の実践をさせるべく、ガンガンお手伝いをさせましょう。1お手伝いに付き1ポイント、溜まったポイントで好きな何かを買う(限度額アリ)、などのモチベーションを上げる方法も一手かもしれません。

 そして同じ立場であろう兼業主婦の皆さん、極力手を抜きましょう。他の家族もできることは何でもまかせちゃいましょう。使えるものは使って!「夫や子どもにさせると雑にされるから……」という声も聞こえてきそうですが、自分が倒れたらもともこもありません。多少は妥協も必要。続けるうちにきっと上手になってくれるはずです。

 自分を守るのは「自分」のみ。人間、だれしも限界ってものがあるんですから。どこまで続くか分からないこの状況乗り越えるために……!!

<記事化協力>
オキエイコさん(@oki_soroe)

(梓川みいな)