もうすぐ大晦日がやってきます。その際に食べるのが「年越しそば」、見るのは「NHK紅白歌合戦」。そして、人によっては必ず行っている「大晦日からの初詣」。

 大晦日からの初詣といえば……そうです「除夜の鐘」です。年をまたいで煩悩の数108回たたくとされており、一般の人でもたたかせてくれるお寺もあります。ただし普通は一人一回……。

 しかし新しく出たカプセルトイ「鐘つき堂」ならば、思う存分たたけます。

■ 鐘つき堂とは

 鐘つき堂(400円:税込)とは、トイズスピリッツから発売されているカプセルトイ。なんと、本当に鐘をつくことができるという触れ込みで、すでに第4弾まで出ています。

 今回は第五弾。ここまでシリーズ化されるということは、よほど人気がある商品なのでしょう。年末ということもあり、これはやはり手に入れておきたいところ。

 そこで、いつも行く店に行ったところ……ありました。

かねつき堂の売られている様子

 自販機の中をのぞいてみると……売れ行きはそこそこといった感じ。

かねつき堂の売れ行き

 ちなみに、この「鐘つき堂」ですが、5種類あり、「鐘つき堂A」「鐘つき堂B」「鐘つき堂C」「鐘つき堂D」「鐘つき堂E」といったラインナップ。

 微妙にお堂の形状や色が違うのと、鐘の音が違うらしい。日本人の和の心をくすぐるアイテムです。

■ まわしてみた

 ということで回してみました。

鐘つき堂のカプセル外観

 「鐘つき堂B」という茶色の屋根のものが出ました。

 鐘は屋根の下から吊り下げられ、「撞木」(鐘をつくための木)は、屋根に引っ掛けておくような作りです。ちなみに、この状態で鐘を打ちつけても、お互いプラスチックなので、鐘の音はしません。(プラスチックがぶつかる軽い音はします)

鐘つき堂の鐘の部分

 実はこの「鐘つき堂」には、センサーがついており、それに触れると音がなる仕組み。センサーを稼働させるためには、「絶縁シート」をはずす必要があります。

かねつき堂の裏の様子

 すると、お堂の上にあるセンサーが作動し、物体などが近づくと音がなる仕組み。

 音は「ゴーン!ゴーン!」と確かにリアルな鐘の音がします。

 物理的に「撞木」と「鐘」で鳴らす……とみせかけ、実は裏でSEを流すという、シュールで斬新なシステムに、ちょっと感動します。

 種類によって音は違い、「鐘つき堂B」は、軽い鐘の音がします。

かねつき堂の仕組みについて

 さて、大晦日は本当にこの鐘を使って108回鳴らしてみましょうかね。今まで大晦日からそのまま「初詣」に行くという流れはあまり経験したことがないのですが、これならば手軽に済ませることが出来そうです。

かねつき堂飾ってみる

 鐘の音のイメージは、同社YouTubeチャンネルに上がっている「本当に鳴る!煩悩退散!鐘つき堂マスコット 参」を参考にしてください。

<参考>
本当に鳴る!煩悩退散!鐘つき堂マスコット四

(たまちゃん)