ペルセウス流星群-e0741bd03955c8faaf50f0ee638c0ebbb4f22f07 1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで「三大流星群」といわれる、ペルセウス流星群が8月12日から13日にかけピークとなる見込みです。

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 ペルセウス流星群は観察しやすい流星群といわれ、毎年たくさんの流星が目撃されていますが、自然科学研究機構 国立天文台の知らせによると今年は残念なことにあまり条件がよくないそうです。

 満月に近い月が長い時間空にあるため明るすぎてしまい、それよりずっと光の弱い天体である流星は見えづらくなるのだとか。そして残念なことに、流星群の活動が最も活発になる極大は13日午前9時頃と日が昇った後。そのため、今回は13日の未明から、明け方に近いほど多くの流星が見られるそうです。

ペルセウス流星群

 流星が出現しはじめるのは、12日21時すぎころから。月明かりで見えづらいかもしれませんが、夜には期待できなくても13日未明には多くの流星が目撃できる可能性があるとのことなので、少しだけ早起きをして、夏休みのお子様を誘って天体観測をしてみるのも、この夏の良い思い出の一つになるかもしれませんね。ちなみに、今回の観察のこつは「月が視界に入らない方向を見る」ことだそうですよ。

写真提供者:Sin/s photoさん
協力:写真投稿サイト「ピクタバン」 http://www.pictavern.com/

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