Facebookは、プライバシー設定に関する”ある重要な機能”を完全撤廃しようとしている。
つい最近Facebookから「○○○さん、Facebookからの重要なお知らせをご確認ください」というメッセージを受け取った人は特に要注意だ。
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米Facebookは10月10日、プライバシー設定のための機能「タイムラインを氏名で検索できる人」の完全撤廃を発表している。これは、Facebook内で自分の名前が検索された場合、それに制限をかける機能。
昨年12月でこの機能は撤廃が行われていたが、その時点での機能利用者は引き続き利用することができた。これまで検索制限を「友達の友達」及び「友達」の設定にしていた場合、それ以外の人達から検索されても、自分の名前及びタイムラインは一切表示されない仕組みになっていた。
だが、今回の撤廃は機能利用者も含めた完全撤廃。つまり、近日行われるアップデート以降は、残念なことに誰が検索しても検索結果に出てしまうことになる。
しかも、「コンテンツを見ることができる人」の設定を「友達」など限定した設定にしておかない限り、今後投稿するタイムラインが見られる可能性もある。ただ、過去投稿及び、今後の投稿については設定次第でこれまでどおり隠すことができる。
Facebookからのメールは来ていないけど、設定が気になるという方は次の手順で行えるのでそれぞれ確認してみてほしい。
※説明はPC版で行っています。
▼タイムラインを氏名で検索できる人
右上にある「✽(アスタリスク)」に似たマークをクリック→メニュー「プライバシー設定」を選択→「自分を検索出来る人」→「あなたのタイムラインを氏名で検索出来る人」
「あなたのタイムラインを氏名で検索出来る人」を「友達の友達」に制限をしている人は次の設定も確認したほうがいいだろう。
▼コンテンツを見ることができる人
「あなたのタイムラインを氏名で検索出来る人」の上段→「私のコンテンツを見ることができる人」→「今後の投稿の共有範囲」
「今後の投稿の共有範囲」で「公開」になっている人は要注意。アップデート以降の投稿は、検索した人がタイムラインを全て見れる設定。その場合には右にある「編集」ボタンから公開範囲を制限すればOK。
そして過去投稿については「友達の友達とシェアまたは公開でシェアした投稿の共有範囲を制限」で過去の投稿に一括で制限がかけられる。
なお、非常に残念なことに、いくら投稿に制限をかけても、プロフィール画像やトップの画像は検索結果に出てしまう。
やばい画像や、人に知られたくない画像を設定している方は、なるだけ早めの変更をお勧めしたい。