おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

でんぱ組の「スマホ災難診断」記者会見 LINE LIVEで79万突破

 人気アイドルグループでんぱ組.incが出席しての、auスマートフォンコンテンツ「ぼくとわたしのスマホ災難診断」の記者発表が、12月15日に行われました。LINE LIVEを使った新しい試みもやるというので、誘われるがままホイホイ行ってきましたよ。

  • 【関連:『千メモ!』コラボスペシャルイベントででんぱ組が新曲をライブお披露目!】

    でんぱ組.inc

    ■第1回放送にもかかわらず79万人以上が視聴

     記者会見は「LINE LIVE」の新番組「きしゃかいけん」の第1回放送として配信されました。視聴者も番組に質問をよせ、画面越しに記者として参加できることができる仕組みです。

     今回は記者役のタレントさんが一列目を陣取り、後ろに本物の記者たちが控えるという段取り。ほぼ本物の会見に近い内容をエンタメ番組として放送しようというわけです。現場では番組中、普段の会見同様の光景がみられました。各記者がメモを取ったり、カメラを回したり。

    「ぼくとわたしのスマホ災難診断」記者会見冒頭

     番組には前説コーナーもあり、当日記者役で参加した石田芳道さん(ドドん)、ハマカーンの浜谷健司さんと神田伸一郎さん、ワイドショーでおなじみの芸能レポーター・阿部祐二さんが盛り上げていました。

     前説開始直後には視聴1000人といわれていましたが、わずか3分ほどで一気に6万5千人、さらに本放送開始前には18万人にまで膨れ上がり、放送中には70万人を超えていたようです。最後確認したところ、最終視聴者数は79万2千人。でんぱ組.incの人気の高さはもちろん、このLINE LIVEの圧倒的勢いを感じます。

     LINE LIVEは12月10日にスタートしたばかりのサービス。しかし、初日の総視聴者数が500万人を突破するなど、コミュニケーションアプリ「LINE」の基盤を生かしたサービスとして、今最も注目されています。
    今後、ネットのエンタメシーンはじめ、もしかしたらテレビの脅威になるかもしれないといわれており、それを体感したく参加してみましたが、確かに噂にたがわぬ「恐ろしい子」でした。

    ■診断結果の精度にメンバーもビックリ

     さて、記者会見の本題、でんぱ組.incが入場すると、auの期間限定コンテンツ「ぼくとわたしのスマホ災難診断」(2015年12月2日~12月28日)についてや、メンバー6人の診断結果がランキング形式で紹介されました。

    「ぼくとわたしのスマホ災難診断」02

     番組最後では皆口々に「占い感覚」「ふつうの性格診断」と、楽しみながらできた様子を語っていましたが、それもそのはず「ディクラム診断」とよばれる、心理学と37万人の統計データをもとにした調査結果がベース。その上に「3大スマホ災害」と呼ばれる、紛失、破損、水没に遭いやすい人の日常行動の調査結果がかけあわせた診断サービスなのです。

    「ぼくとわたしのスマホ災難診断」06

     診断結果はスマホ災害が基準ですが、よくみると精度の高い性格分析もあるので、メンバーも診断結果にはかなり興味深そうでした。
    そして結果は、最初2位から5位が発表され、2位成瀬瑛美さん、3位夢眠ねむさん、4位相沢梨紗さん、5位藤咲彩音さん。

     相沢さんの診断結果には「理論性や協調性が高い」「人付き合いは悪くないが、やや暗いところがある」「周りが驚くタイミングでスマホを落として壊す」といったものがありましたが、ご本人も納得のようで「(京都に向かうための)東京駅でスマホを落としてしばらく気づかなかった」といったエピソードを披露。しかもその後3日ほどスマホなしで過ごしたそうです。

     そして1位と6位の発表では、1位……といってもワーストになりますが、古川未鈴さん。6位は最上もがさんという結果に。この結果について古川さんは、昔「一人で足湯にいったときに2台持ちのスマホを2台とも落としてしまった」というパンチの効いたエピソードを披露していました。やはりかなり精度が高い診断みたいですね。

    「ぼくとわたしのスマホ災難診断」03
    「ぼくとわたしのスマホ災難診断」04
    「ぼくとわたしのスマホ災難診断」05

    ■記者は見た!最上もがが二度見する瞬間

     番組はその後、質疑応答のコーナーを経て、無事終了。終了直後に、でんぱ組.incの大ファンだという、本物の僧侶で芸人の石田芳道さん(ドドん)が、でんぱ組.inc仕様の袈裟を番組冒頭につづき再アピール。

     しかしその時悲劇が起きたのです。袈裟についていたピンバッジが実は3人分だということを最上さんが発見。最初他のメンバーと喜んでいたものの、瞬きして二度見しズバリ指摘されていました。それに石田さんは言葉を詰まらせ「大好きな人達を悲しませてる……」と落ち込んだ様子も。最後はトボトボスタジオを去っていきました。

     放送後のゴタゴタ(?)は今では見ることができませんが、ライブ配信された「きしゃかいけん」は、アーカイブで公開されています。今後どう成長するかはわかりませんが、記者会見を本当に放送してしまうという試みは、一ファンにとっても面白い試みなのではないでしょうか。

     なお、「ぼくとわたしのスマホ災難診断」は12月28日までの限定公開です。性格診断としても楽しめるので、気になる方はお早めに。

    でんぱ組.inc02

    あわせて読みたい関連記事
  • 「えもじの子(仮)」
    インターネット, おもしろ

    LINEの人気キャラ「えもじの子(仮)」が有料で復活 一部未収録に完全復活を望む…

  • チャペルで壁を破壊……いったいどういう状況?
    インターネット, おもしろ

    夫から怪しいLINEが届いたので……まさかのQ&Aで本人確認!「チャペルで私が壊…

  • 実家住み&独身のみが集うLINEグループがカオスすぎる……2025年の抱負は「停滞」
    インターネット, おもしろ

    実家住み&独身のみが集うLINEグループがカオスすぎる……2025年の抱負は「停…

  • 妹キャラとビデオ通話できる「いもうとBOT2.0」の画面
    インターネット, サービス・テクノロジー

    妹キャラとビデオ通話できる「いもうとBOT2.0」“ツンデレ”バランスも調整可

  • 「ペット投票」に反応しないで LINE公式がアカウント乗っ取りの注意喚起
    インターネット, 社会・物議

    「ペット投票」に反応しないで LINE公式がアカウント乗っ取りの注意喚起

  • 入園式で言われたのは「クラスのグループライン禁止」
    インターネット, びっくり・驚き

    入園式で言われたのは「クラスのグループライン禁止」 トラブル防止の対策に様々な声…

  • 画像提供:LINEヤフー株式会社
    イベント・キャンペーン, 経済

    ヤフーやLINEで「3.11」検索すると寄付に 「検索は、チカラになる。」実施

  • 一言LINE
    ライフ, 雑学

    「マルハラ怖い」と「一言LINEに違和感」 それぞれの主張

  • 「。はダメ」「絵文字もダメ」なら何が正解?メッセージの送り方に様々な意見
    インターネット, 雑学・コラム

    「。はダメ」「絵文字もダメ」なら何が正解?メッセージの送り方に様々な意見

  • 大規模な災害時に役立つLINEの機能を紹介
    インターネット, サービス・テクノロジー

    大規模な災害時に役立つ「LINE安否確認」など LINEが改めて紹介

  • おたくま編集部Editor

    記事一覧

    おたくま経済新聞・編集部による監修or執筆

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

  • 松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み
    エンタメ, 芸能人

    松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み…

  • 悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

  • 11月17日からの平日限定で、「かっぱの挑戦 感謝祭」をスタート
    イベント・キャンペーン, 経済

    かっぱ寿司、おにぎりとかけうどんが平日限定で各82円に 「かっぱの挑戦 感謝祭」…

  • 「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる
    エンタメ, 映画

    「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる

  • ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設
    企業・サービス, 経済

    ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

      「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

      小学館「週刊少年サンデー」で連載中の漫画「シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-」の作者・壱原ちぐささんが11月18日18時、新たな投稿を…
    2. 松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み

      松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み

      俳優の松山ケンイチさんが11月17日、自身のXアカウント「松山ケンイチ(@K_Matsuyama2023)」でユーモア企画「誰も傷つけない悪…
    3. 悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

      悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

      小学館「週刊少年サンデー」で連載中の漫画「シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-」の作者・壱原ちぐささんが11月17日、作品の掲載順に関す…
    4. 今年もやってきた“本番環境の事故録” Qiitaの「やらかしアドベントカレンダー2025」開幕

      本番環境などでの失敗談が集結 Qiitaの「やらかしアドベントカレンダー2025」開幕

      稼働中のサーバーでの作業ミスによるトラブルの顛末をつづる「本番環境などでやらかしちゃった人 Advent Calendar 2025」が12…
    5. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト