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信じるか信じないかはあなた次第―マヤ遺跡で謎の女性撮影される?

誰かのイタズラ?Googleが提供するGoogleマップ。平面の地図から、Googleストリートビューという360度のパノラマ画像の提供まで幅広く行っています。

さて、数日前、Googleストリートビューで変わった画像が見つかったとネット上で話題になっていました。
場所は、メキシコにあるマヤ文明の遺跡「チチェン・イッツァ」。1988年には世界遺産にも登録されています。そこにあるカスティーヨ、またはククルカンの神殿と呼ばれる神殿の前で問題の画像は撮影されました。

ちなみにこの神殿、4面の段数に上部の神殿を加えると365段で構成されることから別名「暦のピラミッド」と呼ばれており、内部には初期のマヤ方式のピラミッドが内蔵されています。そして神殿には王座とともに、なぜか中国製の翡翠が目にはめ込まれた“生贄の心臓を太陽に捧げた像”があるそうです。そうしたこともあり2007年には新・世界七不思議の一つに選ばれています。

【関連:南アフリカ喜望峰で“いかにもすぎる”UFO撮影される?】

誰かのイタズラ?

という、そもそもが不思議だらけの場所。そこで撮影された問題の画像には……。遺跡を背景に金髪女性が写りこんでいます……。が、足が!!!おかしなことになってます。
なんというか、鹿の足を思わせるような?そしてよくよく見ると、この女性の顔から首のあたりのラインも少し変です。まるで宇宙人みたいな……。

Googleストリートビューは、先にも紹介したとおり360度のパノラマ画像。ごく稀にですが、撮影時なんらかの問題でこうした変な映像が撮影されてることがあります。

そうしたエラー映像は大抵その後、Googleによって新しく更新されるのが常です。
この画像も今の状態を確認してみたところ……。女性の姿は影も形もありませんでした。ただ撮影時期をみると2011年5月とかなり前。もし更新したとすれば問題の写真は更に以前になります。そんな古いものが今頃話題になるんでしょうか?

Googleストリートビュー「マヤ遺跡」

そこで調べてみると、この問題の写真は、海外の「GOOGLE STREET VIEW WORLD」とうサイトがども元ネタのようです。写真のタイトルには「Photoshopped? Or Real, You decide…」と書かれており、日本語にすると「フォトショップ?それとも真実?決めるのはあなた次第」といった具合。

誰かのイタズラという可能性がどうも高そうですが……。場所が場所なだけに、何か神秘的な作用が働いた上での奇跡のできごとだったのかも?と思わず期待してしまいたくなります。

参考:
GOOGLE STREET VIEW WORLD「Photoshopped? Or Real, You decide…」
Googleマップ

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