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タグ:アート
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旧作切り絵を20年以上の時を経てリメイク 細密表現のビフォーアフター
旧作をリメイクするというのは、過去の自分と向き合いつつ現在までの進歩を見せるという点で、大きなチャレンジとなります。切り絵作家の福田理代さんは、20年以上前に制作した「イグアナ」の切り絵を欲しい、と言われた方のために、当時の雰囲気を残したリメイクを提案。より細部までモチーフを観察し、進歩した現在の技術を注ぎ込んで、さらに細密かつ立体的な作品が完成しました。 -
花火が躍動する「火の鳥」写真家 長瀬正太さん銀座で個展「漫画×写真=火の鳥」開催
夜空を彩る花火。花開いていくその光の軌跡を躍動感あふれる「火の鳥」として表現する写真家、長瀬正太さんが個展を2022年7月15日~7月21日東京の富士フォトギャラリー銀座で開催します。長瀬さんは「全身全霊をもって今までの火の鳥写真の集大成を皆さんにご覧になっていただけたらと考えております」とのコメントを寄せてくれました。会期中は毎日長瀬さんが在廊する予定で、作品についての話も聞けそうです。 -
クリームを絞る様子も再現 本物そっくりなミニチュアソフトクリームメーカー
ソフトクリーム作りをミニチュアで再現したのは田中智さん。小さいながらも本物そっくりに作られたソフトクリームメーカーから、指先ほどの大きさのソフトクリームが出来上がっていくさまは「本当にミニチュア?」とただただ驚くばかりです。ピンセットでコーンをつまんで、ソフトクリームメーカーから絞り出されるクリームをくるくると巻いていく様子は、店頭で見かける作り方と全く同じ。ちょっとレトロなデザインも秀逸です。 -
平面と立体を行き来する華麗な「切紙」作品 我流切紙人・川崎利昭さん
切り絵というと、シルエットを切り抜いたり、描線を切り残したりする平面的な作品を思い浮かべる方が多いと思います。ところが、平面的な作品だけでなく、紙を切って立体的な作品も作り続けているアーティストがいます。自らを「我流切紙人」と称する川崎利昭さん、幼稚園の頃から取り組んできたという、その独特の作品についてうかがいました。幼稚園時代からプロになった現在に至るまで、作品の数は数万点にも及ぶといいます。 -
絵の中で優雅に泳ぐ機械仕掛けの魚たち イラストレーター城谷俊也が表現するファンタジックな「キカイ深海魚の世界」
「ワクワクする世界観」をポリシーとして、様々なモノや生物をスチームバンクな機械や乗り物などで表現している投稿者。先日は自身が取り上げる機会が多いという「深海魚」を機械化。古紙を連想しそうな古めかしい背景とは逆に、絵の中から飛び出して泳ぎそうな躍動感のそれもまた、国内外のTwitterユーザーがワクワク。 -
ガラス棒を溶かしてモチーフを編む「ストリンガーワーク」齋藤直さんの作品世界
熱することで様々に形を変えるガラス。ガラス工芸の世界には様々な技法がありますが、糸状に細く伸ばした耐熱ガラスを編み、立体モチーフを中空構造で造形するものもあります。この技法を「ストリンガーワーク」と名付け、多くの繊細な作品を発表しているガラス作家の齋藤直(NaoSaito)さん。学生時代に同様の技法で作品を制作する橋本和代さんに出会い、教えを乞うことで作品作りを始めた齋藤さんに話をうかがいました。 -
ファンタジー世界の不思議雑貨をあなたに「マジロラ魔法雑貨店」
ファンタジーの世界には、色々なアイテムがつきもの。現実世界とは違った趣の品物は、見て楽しむと同時に秘められたストーリーをも夢想したくなります。風景が結晶化した「珪化森」や、様々な魔力を秘めた鉱物が光るランプなど、ファンタジー世界の様々な場所を歩いて収集してきた品物を雑貨に仕立てた、という設定で数々のアイテムを作っている「マジロラ雑貨店」の店主、マジロラさんに作品についてうかがいました。 -
「四度見した」絶妙な焼き加減のローストビーフの正体に驚きの声
ツイッターに投稿された、おいしそうなローストビーフの写真。スキレットで調理されたお肉がなんとも食欲をそそる一枚ですが、実はこれ、「マジパン」を用いたお菓子なんです!お肉の焼き目や赤身は、どこからどう見ても本物のローストビーフとしか思えません。もしも知らずに食べてしまったら、きっと誰もがびっくりしてしまうことでしょう。 -
「動物の肖像画家」が描く「パピヨン」が可憐で美しかった
関西を拠点に、画家活動をされているアメ。さん。様々な動物をモデルにした「肖像画」を中心に描いています。作品はTwitterとInstagramで公開している中で、先日は新作「パピヨン犬」を発表。「誰が見ても認識されるような作風を目指しました」というそれは、アグレッシブな印象とは一線を画すものに。犬種の違った一面を写し出す作品となっていました。 -
ハイチュウを素材にしたバラの花 砂糖菓子職人・ケンタロスさんの作品に注目
ツイッターに投稿された、薄紫色のバラの写真。きれいに開いた花からは、美しさや上品さを感じますが、なぜかまわりにはお菓子の「ハイチュウ」が散らばっています。勘の鋭い方なら、もう気付いたかもしれませんね。そう、このお花、実は全てハイチュウで作られているんです。市販のお菓子がこのように姿を変えてしまうとは、なんともびっくり。 -
版画の技法でレジンに描く繊細な図柄 智明葵さんの「凹版レジンアート」
レジンアートというと、アクセサリーなど立体作品を思い浮かべる方が多いと思いますが、自在に形を変える素材だけに、あえて平面で表現する方法も可能。銅版画で使われる技法を応用し、平面にしたレジンに繊細な線画や重層的な彩色を施すオリジナルの「凹版レジンアート」を手掛けるアーティスト、智明葵(ちあき)さん。パーツを組み合わせることで立体的な表現も可能となる、その独特な技法や作品について話をうかがいました。 -
見れば思わず脱力しちゃう 癒やし感たっぷりな木彫りのダックスフント
ダックスフントと言えば、胴の長さに対して手足の短い姿が特徴的。人気の高い犬種として知られています。そんなダックスフントをモチーフにした、木彫り作品がツイッターで注目を集めています。つぶらな瞳、微笑むような表情が印象的ですが、目を引くのは何といってもながーい胴体。作品のかわいさをより一層引き立てています。 -
広がる青を花びらに映し……空色鮮やかな妖精のドレス
桜の季節が終わり、今度はネモフィラの花が盛りを迎えています。頭上に広がる空をその身に映したかのような青い花は、桜とはまた違った美しさ。それに加え、青い花びらを重ねた「妖精のドレス」がTwitterに投稿されました。使われているのは青いネモフィラ、オオイヌノフグリ、キュウリグサに、白いゼラニウム。異なる花の色合いを合わせ、繊細に生み出された空色のドレス。爽やかな風が吹き抜けていくような仕上がりです。 -
アルミホイルを操り自在に造形 箔屋スフィカさんのアルミホイルアート
日頃の料理に活用されるアルミホイル。あまりに薄いので忘れがちなんですが、これは金属素材であり、折ったり丸めたりすると容易に「アルミのかたまり」に変化します。このアルミホイルだけを使い、素晴らしい造形作品を作り続ける作家さんがいます。少年時代から30年以上にわたって創作に取り組む、箔屋スフィカさんに話をうかがいました。アルミホイルを丸め、ひねり、つまんだりして形を作り、組み合わせてできる作品は圧巻。 -
不思議!「open」と「closed」が一瞬にして切り替わるからくり看板
カフェの入り口などでよく見かける「Open/Closed」の看板。一風変わったユニークな看板がツイッターで注目を集めています。動画を見てみると、まずは「open」が表示されている状態の看板が写っています。「p」の文字を上に持ち上げると……あら不思議。歯車が回転し、一瞬のうちにして表示が「closed」に変わりました。 -
本当につまみ上げられてる?ハリネズミのトリックアートに驚き
イラストは二次元の世界で描かれるものですが、三次元との境界線を踏み越えたように感じさせてくれるのが、トリックアートの魅力。パッと見た目では気づかないところに、仕掛けが隠れています。画家の晴夏さんがTwitterに投稿したのは、背中をつまみ上げられたハリネズミのイラスト。よく見ると、つまみ上げているのは本物の指です。つまみ上げられたハリネズミの背中部分に切れ込みを入れ、そこをつまんでいるのでした。 -
ヨックモックのシガールを木彫りで完全再現 何と透明の袋まで!
お菓子の製造・販売を行う「ヨックモック」といえば、ロール型のクッキー「シガール」がお馴染み。そんなシガールを撮影した写真が、ツイッターで大きな注目を集めています。袋から出された状態のシガールは、一見すると何の変哲もないように見えますが……実はこのシガール、木を彫って作られているんです!そして何と、袋までもが木製! -
「ちまちま」と切ってみました 微細な切り絵の技術に驚愕
細かく、繊細な作業をしている時、表現として使われるのが「ちまちま」という言葉。時には「ちまちましたこと」と悪口に使われたりもしますが、本気の「ちまちま」はすごいんです。切り絵作家の福田理代さんがツイッターに発表したのは、高さ数mmの「ちまちま」という文字を積み重ね、泡のように言葉が湧き出てくる様子を表現した切り絵。文字通りちまちました、それでいて繊細な技術が光る作品です。 -
自然の形をいかして造形 生命の躍動感あふれる流木アート
河原や海岸を歩いていると、時折どこからか流れ着いた流木を目にすることがあります。流されるうちに洗われ、風化したその姿は、生け花やアクアリウムの情景素材として利用されることも。そんな流木を集め、立体作品を作る方も少なくありません。龍など大迫力の流木アートを3年ほど前から作っている「流木お兄さん」に、作品などについてうかがいました。作品作りでは、流木の形状からイメージし、モチーフを考えていくのだとか。 -
身にまとうのはモチーフに刻まれた「記憶」 足立篤史さんのペーパーアート作品
物や道具には、使い込むごとに小さな傷などがつき、それぞれが辿ってきた歴史を物語ります。戦闘機や軍艦、宇宙服などをモチーフとした立体造形物に当時の新聞を貼り込み、それが生まれ活躍した当時の記憶を具現化させて「作品を見ることにより今まで知らなかった事を知る、思い出す、考える『きっかけ』になってもらえれば」と語る足立篤史さん。これらの作品が生まれた背景や、作品づくりについて話をうかがいました。