Twitterユーザーの駒次(こまつぐ)さんは新聞紙を使用して生き物を作り出す、「新聞造形人」。ドラゴンをはじめ、「キン肉マン」や「ドラゴンボール」などのキャラクターを新聞紙で作ってSNSに投稿しています。そのクオリティーには、声優や作者もコメントやリツイートで反応しているほどです。

 新聞造形を始めて3年。今もなお、作りたいものがあふれ出てきて、「楽しくてたまらない」「ただただ面白いんです」と夢中になっている様子。

 きっかけはセロハンテープアート作家の個展を見に行ったこと。セロハンテープを使用して工作をする体験コーナーがあり、そこで大好きなドラゴンを作成。それが思っていた以上に楽しかったのだとか。

新聞造形を始めて3年

 「子どもが作る新聞工作の延長上にあるのが新聞造形」と駒次さん。作品はいつも仕事の合間などに作り、小さい作品でも10時間、大きいドラゴンは2か月以上もかけて完成させたそうです。

 こだわりは「自分がカッコいいと感じたものをカッコよく造ること」「見た人も自分と同じようにテンションアップできる作品を造ること」。新聞だけでなく、ホイール折り紙で色づけしたりするなど、よりカッコよくなるように仕上げていると語っていました。

こだわりは「自分がカッコいいと感じたものをカッコよく造ること」

 そのようなこだわりが実を結んだのか、新聞紙でドラゴンボールのピッコロを作った時は声優の古川登志夫さんが、キン肉マンのキャラクターを作った時は原作の嶋田隆司さんが、それぞれコメントやリツイートで反応しています。

 駒次さんは「憧れの人たちに見ていただけて光栄です」と喜びを語り、これからもドラゴンやアニメなどのキャラクターを作っていきたいと、新聞造形に意欲を燃やしていました。

<記事化協力>
駒次(こまつぐ)さん(@FB2KqvSg0Dqgkff)

(佐藤圭亮)