我が子が自分と同じ仕事に就きたいと言ったら、賛成しますか?それとも反対?「好きな仕事のキャリアについて調べる」という冬休みの宿題で、ママの仕事のキャリアについて調べたいという中学1年生のみーちゃん。

 ママでありイラストレーターでもある、たいらさおり@海自オタ完結さんが、娘のためにまとめたイラストをTwitterに投稿しました。

 「ありがたくイラストレーターとしてご指名いただいたので、おさらいも兼ねてママのお仕事の説明をしたよ!ちなみに今は締め切り前だよ!」として投稿されたこのイラスト。

 締め切り前の慌ただしさの中、10分弱で描いたとのことですが、さすがは漫画家さん。イラストレーターという仕事について簡潔に分かりやすく描かれています。

 イラストによると、高校卒業後は、美術大学や専門学校に進学もしくは就職し、認められれば晴れてデビュー。周りには、「絵を描き続ける!!!」、「投稿!!!」、「描け!」、「持ち込み!!!」など、イラストレーターになるまでのたくさんのタスクが。

 あわせて、「もう描きたくないのにやめられない…」などイラストレーターならではの苦悩も描かれています。

 その下には、受注直後と締め切り前日の1日のタイムスケジュール。受注直後は睡眠時間が10時間、自由時間も確保できているのに対し、締め切り前日は仕事の時間が23時間!驚きのスケジュールです。

娘のためにママが描いた「イラストレーターへの道」

 とはいえ、締め切り前日の鬼のようなスケジュールは一番ひどかった時期のもの。3年前のケガをきっかけに、このスケジュールは封印し、生活を改善したそうです。
 
 イラストを見た娘のみーちゃんは、「ママを見てわかっちゃいたけどキツそう。でもやってみたい気持ちはある」とのこと。

 たいらさんは、自分と同じ職業にやる気をみせるみーちゃんに、「一概には言えないけれど、クリエイターは行動力も重要」、「人と交流したり興味のあることにどんどんトライしていくことが夢を掴む手助けになる」と伝えたそうです。

 ちなみに、みーちゃんのパパは海上自衛隊勤務。パパの仕事について調べようとしたものの、「海上自衛隊のキャリアはとにかく多すぎるので調べきれなかった」と諦めたとのこと。

 海自オタクを名乗るたいらさん。生活改善により、見違えるほど体が楽になった自分の経験を元に、「オタクは好きなことに全力であるがゆえに自分の健康を見落としがち」不摂生を見直すことで「オタ活もはかどりますよ!」とオタクへエールをおくっています。

<記事化協力>
たいらさおり@海自オタ完結さん(@saori_taira)

(一柳ひとみ)