もうすぐ旬が終わるブドウ。今年のブドウは猛暑の関係か、例年よりも甘かったように思います。そんなブドウの保存方法、意外と知られていない方法が話題になっています。

 「知っとった?ブドウは、枝に付けたまんまだとカビたり甘味が抜けたりするから、ハサミでこの付け根辺りをパチンと切り離すだけで持ちが倍以上になるんだぜ……(*´-`) ブドウ農家直伝の知恵なんだぜ…」と、それを伝授しているのは、いわき市で鍼灸院を営んでいる“レオ上等兵”さん。

 この情報を写真付きで紹介したところ、約5万回リツイートと11万以上のいいねが付き、人々から関心が多く寄せられています。こうして切り離して保存できるとは知らなかったという人も多く、リプライには「確かにこの方法でスーパーで売られているブドウは長持ちしていた」「有益な情報をありがとう」「大きなブドウは3日くらいすると味が薄くなるように感じたので今度からこれやってみます」など、多くの反響が寄せられています。

 ブドウは生の状態で枝に付いている場合、そのまま置いておくと、枝の方に水分や糖分が流れて行ってしまい鮮度が落ちてしまうのだとか。このため、ブドウを保存する場合はこの様に、粒の根元のところから切り離す事で、粒の中に果汁を残しておく事ができます。粉状の白いもの(ブルーム)が付いている場合は、保存する場合は洗い流さずそのまま付けた状態で保存し、食べる直前に洗い流す方が良いようです。

 冷凍しなくても長持ちさせる事ができる、農家さん直伝のこの方法で、少しでも長く美味しいブドウを楽しみたいですよね。でも、あまり長く置いておくとやっぱり傷んでしまいやすいので、農家さんが丹精込めて作ったブドウ、美味しいうちに食べきってしまいたいですね。

<記事化協力>
レオ上等兵さん(@time4411)

(梓川みいな)