今が旬で、お安く手に入れやすいブロッコリー。付け合わせの温野菜くらいしか思いつかない、下茹でが面倒……と思われがちですが、実は下茹でなしで美味しくできちゃうレシピがあるんです。料理コラムニストの山本ゆりさんが、お手軽にできちゃう「フライドブロッコリー」をTwitterで紹介しています。
ブロッコリーは通年入手できますが、路地ものの旬は冬から初夏にかけて。つまり、春は旬のど真ん中で一番美味しい季節です。しかも緑黄色野菜のブロッコリーは栄養価も高く、ビタミンCが豊富なほか、葉酸や食物繊維も多く含まれ、美容と健康に貢献してくれる野菜です。
美味しい今だからこそ、たくさん食べたいブロッコリーですが、普段の立ち位置からすると、付け合わせなど主役になる機会が少なく、軸が硬いので下茹でが面倒という印象が強いことも否めません。でも、料理コラムニストの山本ゆりさんが、面倒な下茹でなしで手軽にできる「フライドブロッコリー」のレシピをTwitterに投稿してくれました。
まず、生のブロッコリーを小房に切り分け、醤油、ごま油各小さじ1と一緒にポリ袋へ入れ、絡めた状態で5分ほどおきます。醤油とごま油の量が少ないので、まんべんなくブロッコリーに絡むよう、少し袋を揺すって混ぜるようにするといいですよ。
5分ほどおいたブロッコリーに、適量の片栗粉をまぶします。入っている袋に加える感じでも大丈夫。ブロッコリーに馴染んだごま油が、片栗粉を衣として絡める役割を果たしてくれます。
片栗粉をまぶしたら、中火で熱した油の中に入れ、1~2分揚げれば完成。油の温度の目安は、ブロッコリーを入れた際「シュワー!」と少し高めの音がするくらい。低温すぎると、油を吸いすぎて油っぽくなるので注意が必要です。
後片付けの手間が気になり、油を多く使いたくない場合は、揚げ焼きにする方法も山本さんは紹介しています。「サクッとはせーへんけど別もんとして美味しい」んだそうですよ。
子どもでも1株食べられてしまう、というフライドブロッコリー。火を通す時間が短いので、熱で壊れやすいビタミンCも茹でるより多く残り、栄養の面でも優秀です。おかずだけでなく、ビールなどのおつまみにも良さそうですね。
旬のブロッコリー、子どもでも1株いけてしまう食べかたなんですけど
生のブロッコリー1株を小房に分け[醤油、ゴマ油各小さじ2]を絡め5分ほどおき、片栗粉をまぶし1〜2分揚げるだけ‼️好みで塩胡椒を。
下茹で無しでできるし周りサクサク、中はホクッとして美味しい!
フライドブロッコリーです。 pic.twitter.com/C61EQvpBRs— 山本ゆり(syunkon レンジは600W) (@syunkon0507) March 31, 2021
<記事化協力>
山本ゆりさん(@syunkon0507)
(咲村珠樹)