- Home
- 過去の記事一覧
カテゴリー:コラム・レビュー
-
【うちの本棚】第六十三回 小町ちゃん/あべこうじ
「うちの本棚」、今回はあべこうじの、もうひとつの「かぐや草紙」ともいうべき『小町ちゃん』です。お酒を飲みながら出てくるY談のような軽くてエッチなギャグをお楽しみください。 OLの小町ちゃんを主人公にした、現代版「かぐや草紙」とも言うべき作品。ネタのほとん… -
【うちの本棚】第六十二回 かぐや草紙/あべこうじ
「うちの本棚」、第六十二回はあべこうじの傑作ギャグ作品『かぐや草紙』です。 あまりに淫乱なかぐや姫のキャラクターに驚かれる読者もいるかもしれませんね(笑)。 絶世の美女ともいわれる「かぐや姫」が淫乱だったら!? という設定のギャグ作品。その後のあべこう… -
【新作アニメ捜査網】第36回 TIGER& BUNNY
皆さん、こんにちは。連載シリーズ「新作アニメ捜査網」では今回、現在放送中のテレビアニメ『TIGER&BUNNY』を取り上げます。 ストーリーは、スポンサーの広告を身に纏いながら世の為人の為に活躍するヒーローを描くものです。これらヒーローの活躍は劇中世界でテレビ… -
【新作アニメ捜査網】第35回 魔法少女まどか☆マギカとは一体何だったのか
皆様こんにちは。連載シリーズ「新作アニメ捜査網」のコートクでございます。 2011年第1クール最大の話題作『魔法少女まどか☆マギカ』が4月21日深夜(22日未明)に完結したことを記念し、本稿では、同番組を振り返ってみたいと思います。作品を振り返るにあたっては… -
【うちの本棚】第六十一回 ムラサキ/あべこうじ
「うちの本棚」今回は4コマギャグ作品でもお色気ものを得意とするあべこうじの初期作品『ムラサキ』です。その後のあべこうじ作品すべての原型がここにあるといえるでしょう。 たぶん、あべこうじの最初の単行本。時期としてはいがらしみきおの『あんたが悪い』などと… -
【新作アニメ捜査網】第34回 特別企画 戦艦大和の沈没
1ヶ月以上のご無沙汰をしておりました。連載シリーズ「新作アニメ捜査網」のコートクでございます。まず冒頭に、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げさせていただきます。 さて今回は、去る4月7日は戦艦大和が沈没… -
【うちの本棚】第六十回 ウルトラマン/一峰大二
「うちの本棚」、前回に続き「ウルトラマン」のコミカライズ作品を取り上げます。今回はその代表的な、一峰大二版『ウルトラマン』です。 言わずと知れた「ウルトラマン」のコミカライズ作品。朝日ソノラマから楳図かずお版の『ウルトラマン』が刊行されるまで、単行本化さ… -
【うちの本棚】第五十九回 ウルトラマン/野原正光
「うちの本棚」、今回はウルトラマンコミックの中でもあまり知られていない野原正光版『ウルトラマン』です。人気怪獣が多数登場するオリジナルウルトラコミック。 第一話と第二話は直接続いたエピソード、第三話は同じ流れの別のエピソードという三話から構成されたウルト… -
【うちの本棚】第五十八回 時元忍風帳/石川 賢
「うちの本棚」、前回に続いて石川賢のSF時代劇を取り上げます。時間を漂う「抜け人」と伊賀忍者の過酷な運命から逃れようとする「抜け忍」を描いた『時元忍風帳』です。 石川 賢は時代物とSFをミックスさせた作品がわりと多いが、本書はその中でも忍者ものとSFをミ… -
【うちの本棚】第五十七回 時空間風雲録/石川 賢
「うちの本棚」、今回は石川 賢のSFアクション作品から『時空間風雲録』を取り上げます。未来世界に放り込まれた過去の人間たちの運命は!? 29世紀のタイムマシンが原因不明の故障を起こし、過去の人間を巻き込んで29世紀に送り込んでしまった。戦国時代の無武士や… -
【うちの本棚】第五十六回 ルート・ゼロ/松森 正(原作・但馬弘介)
「うちの本棚」第五十六回は、松森 正の『ルート・ゼロ』です。とあるレストランを舞台にしたヒューマンドラマの秀作。松森 正の代表作のひとつと言っていいでしょう。 「ルート・ゼロ」というレストラン(というかファミレス的な店)とその経営者夫婦を中心にしたシリー… -
【新作アニメ捜査網】第33回 放浪息子
皆様、こんにちは。連載シリーズ「新作アニメ捜査網」では今回、テレビアニメ『放浪息子』を取り上げたいと思います。この番組はフジテレビ系列の深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されている作品で、原作はエンターブレインの雑誌『月刊コミックビーム』に連載されている志村貴子… -
【うちの本棚】第五十五回 愛の伝説/松森 正(原作・神保史郎)
「うちの本棚」、今回も松森 正の作品を紹介します。古書店でもなかなか見かけることの少ない『愛の伝説』。原作は神保史郎です。 神保史郎原作による「愛」をテーマにした連作シリーズ。単行本に収録された6話は、大きく前半3話ではアンハッピーな結末、後半3話では将… -
【うちの本棚】第五十四回 恐怖への招待/松森 正(原作・北河正郎)
「うちの本棚」、今回は松森 正の隠れた名作『恐怖への招待』を取り上げます。粒揃いの連作モダンホラーであるこの作品。ぜひとも再刊行してほしいものです。 モダンホラーの連作シリーズ。なかなか粒揃いの秀作で、松森作品のなかでも気に入っているもののひとつなのだが… -
【新作アニメ捜査網】第32回 チバ重役枠と『フリージング』アニメ化の意義
皆様、こんにちは。「新作アニメ捜査網」では、2011年の新作アニメに関する記事の1発目として、『フリージング』を取り上げたいと思います。 『フリージング』はキルタイムコミュニケーションの雑誌『コミックヴァルキリー』に連載されている林達永(原作)、金光絃(作画… -
【新作アニメ捜査網】第31回 2010年のアニメ界全体の纏め
皆さん、こんにちは。本連載「新作アニメ捜査網」では今まで3回に亘って2010年のアニメを振り返り、優れた作品や人物を表彰してまいりましたが、今回で、2010年のアニメを振り返る企画は最後となります。今回は、各作品を個別に振り返るというよりも、作品を横断する形で… -
【うちの本棚】第五十三回 テキサスの鷹/松森 正(原作・橋本一郎)
「うちの本棚」、今回も松森作品からの紹介です。『薔薇のレクイエム』と対をなす(?)『テキサスの鷹』。バイオレンス&エロティックなハードボイルド作品です。 「狙った敵は必ず刺す」特捜検事、通称テキサスの鷹。 (さらに…)… -
【うちの本棚】第五十二回 反逆児/松森 正(原作・東 史朗)
「うちの本棚」、今回も松森 正作品を取り上げます。その画力に反比例して認知度が低い印象のある松森正、もう少し評価されてもいいのではないでしょうか。 本書は松森 正の単行本のなかでも知られていないもののひとつではないかと思う。同じ「ゴラクコミックス」からは… -
【新作アニメ捜査網】第30回 2010年アニメ!勝手にアカデミー賞
旬なアニメ情報をお届けしている「新作アニメ操作網」。今回は、昨年テレビ、映画館それぞれで放送または上映されたアニメ作品を振り返り、権威ある賞「アカデミー賞」になぞらえて、私コートクの独断と偏見で賞付けしてみたいと思います。 ちなみに「テレビアニメなのにアカデミ… -
【うちの本棚】第五十一回 餓狼の森/松森 正(原作・橋本一郎)
「うちの本棚」、今回は松森正が音楽業界を舞台に描いた異色作品『餓狼の森』です。一見すると刑事もののような渋すぎる人間ドラマ。入手も困難な作品ですがぜひ復刻してもらいたい一作です。 本作は藤波という音楽ディレクターを主人公にした、音楽業界を舞台にした人間ド…