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「検索してはいけない言葉」はやっぱり検索しちゃいけなかった

2010年に紹介した『巷で話題の「検索してはいけない言葉」は本当に検索しちゃいけなかった』という記事があります。

当時、インターネット住人の間で流行していた「検索してはいけない言葉」という遊びを、記者が心を張ってリポートしたこちらの記事。意外に未だ多くの方に閲覧していただいています。今回はその第2弾です。

  • 【関連:「検索してはいけない言葉」をまたまた検索してみた】

    最初に前回記事をお読みになっていない方のために、「検索してはいけない言葉」について軽くご紹介いたします。

    「検索してはいけない言葉」とは、文字通り「検索してはいけない言葉」をインターネット検索エンジンを使って検索し、その結果を見る遊びです。

    検索して出てくるのはグロテスク、猟奇、奇形、オカルト、びっくり、精神的ブラクラなどとにかくあまり精神的によろしくないものばかり……。
    場合によっては本物の死体が登場することもあり、かなりの強精神が必要とされる遊びです。

    今ではインターネット上に、それら「検索してはいけない言葉」をまとめた、まとめサイトなども存在します。

    興味のある方は、そうしたサイトをそれこそ“検索”して「検索してはいけない言葉」のリストをご覧になってみてください。

    ちなみに、この遊び。1つだけ共通ルールが存在します。

    「検索エンジンはGoogleを使うこと」

    このルールの影響で、「検索してはいけない言葉」は「Googleで検索してはいけない言葉」と呼ばれていることもあります。内容は一緒ですが、念の為ご紹介を。

    なお、前回は検索ワードに伏字をしておりましたが、コメント欄に“良心的な読者”の皆様がワードの伏字を明かすという事態が多発したため、今回はあえて伏字はしていません。だからといって、検索は絶対にしないでくださいね。

    ●「検索してはいけない言葉」検索結果
    ▼POSO

    戦争について深く考えさせられる死体動画です。
    内容は息を飲むほど凄惨なものですが、「戦争」そして、「戦争が生む現実」をありのままに伝えています。日本では決してテレビでも報道されない、そして見ることのない内容。
    「何故こんなことが起こってしまうのか」を考えるにあたり「むしろ見るべき」との意見も多い動画です。
    視聴後はかなり放心してしまいました。世界のどこかでまだこんなことが起こっているのかと思うとかなり胸が詰まります。
    ただ、動画の特性自体はかなりグロテスクなものです。耐性の無い方は絶対に見ないでください。

    ▼たまげた相談
    ある医者のホームページ掲示板でのやりとりをまとめたものですが、相談内容も唖然としますが、その対処法を教示する医者の説明がこれまた驚愕なことで有名。
    3歳の息子を持つ母親が、「浮気性な元夫に似て欲しくない」という理由から、医者に性転換の方法を相談しています。医者の回答、母親からのその後の経過含め紹介されていましたが、非常に気分が悪くなります。
    特に子供を持つ親御さんは絶対に見ないことをお薦めします。

    ▼ありさの育児日記
    内容は我が子の虐待を日記で綴るという驚愕の行為そのもの。見ていて非常に気分が悪くなります。
    インターネット上でみかけた情報によると、真偽は定かではありませんが当時新聞などでも取り上げられており、サイト管理人は警察の事情聴取を受けているそうです。
    結果「実際はそんなことはなかった」ということらしいのですが、最終更新が1999年10月3日となっており、当時まだインターネット黎明期だったことを考えるとあながちネタとしては考えにくいのではないか?と思います。また、虐待内容もやけにリアルです。

    ▼本物がいても絶対分からない
    ゴキブリに関する、ある1枚の画像を紹介。
    比較的ソフトな部類に入りますが、虫耐性の無い人は見ないほうがいいかもしれません。
    チキンハートの記者でも見には見れましたが、見た瞬間というか画像を拡大した瞬間「ぞわっ」と鳥肌が立ちました。

    ▼蓮コラ
    こちらGoogleでの検索で該当画像はトップには出てきません。適当に検索結果上位を見ていくと、それとない画像がいくつか出現します。
    「蓮コラ」についてですが、人間の皮膚などに蓮模様の様なプツプツを異色したコラージュ画像のことです。
    「集合系」が苦手な人は絶対に見てはいけない類の画像ばかりです。一瞬でトリハダが立ちますし、気分的に痒くなります。

    ▼生き物を飼ってしまった少年
    同じく瞬間トリハダ系の動画。単なる怖い動画ではなく、何故ここに!?と考えてしまいます。無理です。もう悶絶してしまいそうな程の気持ち悪い動画でした。

    ▼食卓のお肉が出来るまで
    私たちが日頃食している「肉」がどのような工程で食卓に並ぶのかを解説しているサイト。
    なんとなくイメージはできても実際の写真とリアルな描写を見せつけられると複雑な心境に……。
    「マンガ大賞2012」で大賞を受賞した、荒川弘さんの「銀の匙」という作品で「食肉」の扱いについて詳しく紹介されています。「銀の匙」でも生き物の命については色々と考えさせられましたが、改めて漫画内容も踏まえ、このサイトを見ると更に深く考えさせられます。

    ▼レウコクロリディウム
    カタツムリを「操る」寄生虫の動画。
    カタツムリに寄生して、捕食者である鳥類に「食べさせるために」ゾンビ化させている様子を撮影したもの。「ゾンビカタツムリ」ともいわれているそうです。
    ちなみに、このレウコクロリディウム。鳥に食べられたら今度はその体内に卵を産み付けるという……。

    ▼樹海の落としもの
    自殺で有名な富士の樹海にある自殺者の遺品や写真を掲載したサイトです。
    自殺防止の啓蒙を目的に、本当の「自殺」についてありのままを紹介しています。なお、サイトトップにも紹介されていますが、18歳未満の閲覧は固く禁止されています。

    ▼七色の川
    言葉だけ見ると、なんて幻想的な川……いや、全く違うので。
    これは中国の深刻な環境破壊による川の汚染をありのままに映しだした写真。
    奇形してしまった動物の写真もありますので、耐性の無い方は見ないことをお薦めします。
    「食」に対する考え方・文化の違いは恐ろしいと考えさせられます。

    ▼番外編 「自分の名前」
    こんな世の中ですから、いつどこで自分の名前が晒される(書き込まれる)か分かったものじゃありません。さらにそれが誹謗中傷だったりしたら……。最近は特にそういったことが問題視されていますよね。
    それを面白おかしく転載するサイト、そしてさらに転載するサイト……もうこうなると手に追えません。

    ケータイ、スマートフォンの普及で誰でも情報を発信しやすくなった今日この頃。
    いつ自分が標的になるやも分かりません。SNSの中だって油断はできません。

    そういったことをしないことはもちろん(犯罪になります)、自衛のためにも定期的にチェックすることをオススメします。

    【注意】
    「検索してはいけない言葉」は本当に「検索しないでください」。もし挑戦される場合には、その結果について編集部では一切の責任を負いません。完全なる自己責任の上行なってください。

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