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【建物萌の世界】第19回 魅惑の連雀町

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様々な建物や街並に萌える「建物萌の世界」。おたくの聖地・秋葉原の目と鼻の先にある魅惑の街。神田川を渡った先に広がる、旧連雀町界隈をご案内。こんにちは。様々な建物や街並に萌える「建物萌の世界」でございます。今回はひとつの建物ではなく、街並を歩いてみたいと思います。

おたくの聖地として知られる東京・秋葉原。古くから趣味人達が集うマニアの街ですが、その目と鼻の先に、やはり魅惑の街があります。神田川を渡った先に広がる、旧連雀町界隈です。現在の住居表示だと神田須田町と神田淡路町にまたがるこの地域。一括して呼ぶには、やはり旧町名である「連雀町」の方がしっくり来ます。


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    連雀町はかつて連尺(物を背負う際に用いられる縄・背負子などの道具類)職人が多く住まっていたことから名付けられました。もともと将軍御成道に通じる筋違御門があり、その関係で交通量の多い場所だったようです。俗に「振袖火事」と呼ばれる明暦の大火(1657年)の後、ここは防火の為の火除地となり、住んでいた連尺職人達は武蔵野に代地を与えられ、移住させられます。それが現在の三鷹市上連雀・下連雀なのですが、火除地となった後も(御門があるので)交通の要所であることには変わりなく、幕末の大名屋敷時代を経て明治以降も人馬の絶えない場所でした。

    さてそのアプローチ。JRの神田駅・秋葉原駅・お茶の水駅それぞれから行ける距離ですが、秋葉原駅から歩いて行くとすると、万世橋を渡るルートになります。交通博物館が無くなって雰囲気が変わりましたが、このJR中央線の高架(下は交通博物館の事務室や展示室でした)は明治末に完成したレンガ造のままです。関東大震災でもビクともせず、100年以上にわたって変わらぬ姿を見ると、レンガ造が地震に弱いという一般論に対し、東京駅丸の内駅舎を含めて「きちんとした」レンガ造は丈夫だというのがわかりますね。

    明治のレンガ造高架橋と震災復興橋である万世橋

    万世橋は関東大震災後、震災復興計画で中央通りの拡幅に対応して1930(昭和5)年に架け替えられたもので、いわゆる「震災復興橋梁」のひとつです。この拡幅によって、須田町交差点が交通博物館(万世橋駅)の角から現在の場所に移動した為、この一帯の人の流れが変わってしまいました。

    今は静かな場所になりましたが、かつては新橋駅と上野駅(この間が鉄道でつながっていなかった)を結ぶ鉄道馬車の乗り換えポイントであり、それに伴って各所からの交通が集中する結節点の役割を果たしていた須田町・連雀町。中央線の前身である甲武鉄道がこの場所にターミナル(万世橋駅)を置いたのもそんな理由からですし、人通りが多かったので交差点脇に日露戦争の軍神・広瀬中佐と杉野兵曹長の銅像が建てられた訳です。もちろん、集まる人を相手にした旅館や料理屋なども多く建ち並んでいました。現在残る老舗の飲食店は、その名残という訳です。

    また、関東大震災では街の大部分が焼けたものの、太平洋戦争での空襲の被害はほとんど受けませんでした。理由は色々推測されていますが、米軍の「爆撃しなかった理由」を示した文書や命令書が見つかっていない為、正確なところはわかりません。ともかく、そのお陰で大正末から昭和初期にかけての建物が多く残され、我々「建物萌」にとっては魅惑の街になっているのです。

    では、建物を見ていきましょう。まずは砂場、更科と並ぶそばの「御三家」と俗称される大きな系統の本店とされるお店。元は団子坂(西日暮里駅近く)にあった「蔦屋」というそば屋の連雀町支店だったそうですが、団子坂のお店は廃業し、こちらが本店ののれんを引き継いだ……ということだそうです。

    近代数寄屋の店構えが美しいそば屋

    関東大震災で店舗が失われた後、佐々木芳次郎の設計で年内にスピード再建された建物がこれ。3ヶ月あまりで作ったとは思えない出来ですね。板塀に囲まれた敷地は、露地を思わせる前庭のアプローチを経て店に入る構造。かつての本店である団子坂蔦屋が広大な庭を持ち、外からは薮のように見えた……というところを踏襲しているのかもしれません。露地の雰囲気に合わせて、建物は近代数寄屋のようなたたずまいを見せています。

    そばの系統としては「職人(労働者)のそば」という位置づけで、つゆも辛めの味わいなのですが、建物の雰囲気は外界の喧噪から離れて、ゆっくり落ちついてそばを食べるという感じで、個人的にもお気に入りです。とはいえ休みの日などは行列で、なかなか落ち着けないんですよね。

    このそば屋の向かいに伸びる道を歩いていくと、次の角にあるのがこの甘味屋さんです。

    『仮面ライダー響鬼』にも登場した甘味屋

    こちらは関東大震災後の1930(昭和5)年創業。かつて『仮面ライダー響鬼』に登場したこともあり、一時期特撮ファンなどの行列ができたこともありました。角には置灯籠をモチーフにした、屋号と「志る古」と書かれた木製の行灯看板が掲げられています。各階の窓上に設けられた深いひさしが印象的ですね。

    角に掲げられた行灯看板

    ここの名物と言えば「あわぜんざい」なのですが、これは通年メニューではなく、夏季には提供されない季節メニュー。事情を知らないで、夏にあわぜんざいを注文してしまう人を時折見かけます。簡単な見分け方として、あわぜんざいを出している秋~春と、出していない夏ではのれんの色が違うので、白地ののれんが出ているうちはあわぜんざいをやっていないと判断することができます。

    あわぜんざいがある秋~春ののれん あわぜんざいがない夏ののれん

    揚げまんじゅうもおいしく、こちらは通年メニューなので夏も楽しめます。そばの後に食べるのもおすすめです。

    甘味屋さんの向かいにあるのが、あんこう料理の専門店。こちらも関東大震災で被災した建物を、昭和の初めに再建したものです。外見はいわゆる「木造モルタル」というもの。現代の木造建築に通じるスタイルです。

    あんこう料理店は昭和初期の建築

    木造モルタルというのは、関東大震災後に制定された「表通りに面する建物は、耐火建築であること」という規則に沿ったものです。耐火建築というのは、正式には鉄筋コンクリートを念頭に置いたものでしたが、表通りには個人住宅や商店も多く、簡単にコンクリート建築という訳にはいきませんでした。そこで木製の壁を銅板やタイル、モルタルなどの耐熱材料で覆ったものも、一定時間耐火性があることを実験で確認し「準耐火建築」として許可したのでした。耐火建築にする、というのは、一気に燃え広がって避難路が断たれるという事態を避ける目的で制定されたものだったので、木造でも一定の耐火性があり、避難するまでの時間稼ぎができれば目的は達成される……と柔軟に考えたんですね。

    下足札など、昔の料理屋の風情

    1階は厨房スペースで占められ、客は下足番に履物を預け、上の入れ込み座敷に案内されます。昔ながらの料理屋というムードが満点で、本当に当時の雰囲気そのままといった感じ。

    これは、すぐそばにある、同時期に建てられた鳥料理屋さんも同様です。塀に囲まれた門をくぐって店にアプローチするところは、先述のそば屋さんのような落ち着きを生んでおり、木造モルタルの建物で、下足番に履物を預けて食事という形なので、料理屋の高級感が高まる感じ。料理のお値段も、少々高級な感じですが……。

    下足番のいる鳥料理店も初期の木造モルタル建築

    ここから、かつての中央通りに出て行くと、もうひとつのそばの名店があります。こちらは種物のメニューも多く「庶民のそば屋」といったざっかけない雰囲気の店構え。秋からは鴨汁もあるので、個人的には楽しみなところ。

    いかにもといった雰囲気のそば屋

    江戸時代を思わせるような木造建築ですが、入り口の上にある松型の欄間飾りや、真ん中の上にある窓のデザインなどを見ると、1925(大正14)年築というモダンな雰囲気が表れていて、これが震災後の建築であることを教えてくれます。

    窓枠の意匠はモダンな昭和風

    この辺りは、大相撲の本場所(東京場所)の初日前に「触れ太鼓」が回ってきます。より街が素敵に見える時なので、遭遇したらラッキーですね。

    大相撲の初日前には触れ太鼓が

    連雀町界隈は洋服などを扱う日本橋横山町の問屋街にも近く、服地やボタンなどを扱うお店も集積していました。現在もそのようなお店や、会社の支店などが残っています。古くからの建物もあり、最も大物なのが、この1935(昭和10)年に建てられたビル。

    須田町交差点に建つ服地商社のビル 非常階段もいいデザイン

    大阪に本社のある毛織物商社の東京支店として建てられたもので、設計者は谷口忠。現在も同じ東京支店として現役です。1階部分を石張りにして、上階はタイル……という様式は、三菱倉庫ビル(第9回参照)などと同じく昭和初期のオフィスビルによく見られるものです。石張りとタイル張りの境目には「ギリシャ雷紋」と呼ばれる渦巻き状の模様が施されており、アクセントとなっています。上部の軒飾り(恐らく屋上の手すり、パラペットになっていると思いますが)にもギリシャ調のテラコッタ装飾があります。

    表面のタイルはスクラッチタイルではなく、表面が平滑なもの。1937(昭和12)年に建てられた山の上ホテル(第1回参照)も平滑なタイル張りでしたし、この時期になると、大正末から始まったスクラッチタイルのブームが徐々に収束しつつあったのかもしれません。裏側にある非常階段も、階段好きにはたまらないデザインです。……ただ、鉄製の階段は結構腐食が進んでいるので、実際には危険だと思います……。

    オフィスビルでは、ややお茶の水寄りにも1925(大正14年)築のものがあります。階段室の塔屋がかわいらしいのですが、外壁が塗装されてキレイになりすぎてしまい、古いのになんだか嘘っぽく見えてしまうようになっているのが残念です。

    大正時代の瀟洒なオフィスビル

    また、震災復興期によく見られた「看板建築」と呼ばれる建物もいくつか残っています。いわゆる典型的なものよりも、正確にいえば同じ手法を用いた「看板建築的」と表現すべきかもしれませんが……。

    コンクリート造3階建の歯科医院は、1928(昭和3)年に建てられたもの。明治時代からこの地で開業していたそうですが、関東大震災で被災し、建て替えたものだそうです。現在も住居兼歯科医院として使われており、国の登録有形文化財にもなっています。

    昭和3年築の歯科医院

    銅板葺きの外壁を持つ棟続きの建物もあります。こちらは近年新たな入居者により、さらに銅の装飾が付加されて、より看板建築らしくなりました。

    棟続きの銅板葺き建築

    軒上に掲げられたライオンの表情がかわいらしいんですよね。これも数十年経過すると、もっとなじんでイイ感じになりそうです。

    軒上のライオンが愛らしい

    そんな銅板葺きの建築ですが、間もなく取り壊されてしまうものもあります。

    見納めになる銅板建築

    旧交通博物館の向かいにある、腰折れ屋根が印象的な銅板建築。こちらもかつては裏地屋さんとして使われていた建物で、その後も住宅として使われていたのですが、老朽化を理由に取り壊されることになり、9月には所有者のご好意で「さよならイベント」も行われました。現在は屋根の左側が垂直になり、対称でない状態ですが、元々は左右対称のマンサード(マンサール)屋根でした。嫁入り道具が多くて収納しきれず、屋根の形状を変更してスペースを捻出した為に、現在の姿になったそうです。まだ具体的な取り壊し日程は決まっていないそうですが、もうじき消えるのは確定しているので、見ておくなら今のうちです。

    秋葉原と川を挟んだだけの立地でありながら、全く違った表情を見せる連雀町界隈。静かで落ち着ける飲食店も多く、ゆっくり建物を堪能することのできる街です。秋葉原に出かけた際、ちょっと脚を伸ばして建物探訪してみてはいかがでしょう?

    (文・写真:咲村珠樹)

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