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タグ:歴史
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東京駅に残るテロの歴史 2つの「首相遭難現場」を訪ねる
多くの人が利用するJR東京駅では、今から100年ほど前の大正末〜昭和初期、時の首相である原敬、濱口雄幸が襲撃される事件が2件発生しており、うち原敬襲撃事件はその場で亡くなる暗殺事件となりました。現在も凶行の現場となった地点には、そのことを示す標識が埋め込まれています。東京駅に残る歴史の現場を訪ねてみました。 -
「遠山の金さん」と「鬼平」は同じ屋敷の住人 江戸町奉行所と屋敷跡を訪ねる
時代劇で出てくる「お白洲」をはじめとする奉行所。江戸では警察・裁判を担当する「町奉行所」が南北に設置されていました。南北といっても双方の奉行所はそれほど離れておらず、山手線で1駅分の距離しかない上、どちらも駅前にあります。かつての町奉行所跡と、ある町奉行の屋敷跡を訪ねてきました。 -
空襲の傷あと残る「旧日立航空機変電所」 保存に向けたふるさと納税も募集中
東京都東大和市の公園に、あちこち穴だらけになった鉄筋コンクリートの建物が文化財として保存されています。戦時中の空襲により傷だらけになった「旧日立航空機変電所」です。戦争の傷あともそのままに、1993年(平成5)まで現役の変電所として使われた建物は、戦災遺産として恒久保存に向けた資金を「ふるさと納税」で募集しています。 -
火災の際は囚人の「一時帰休」も!? 江戸の伝馬町牢屋敷跡をたずねる
日々変化し続ける東京。それでも、江戸の昔を感じさせるものが街のあちこちに残っています。その中のひとつ、東京メトロ日比谷線の小伝馬町駅近くにある、幕府が罪人を収容し、取調べから処刑までを行っていた「伝馬町牢屋敷」の跡をたずねてみました。 -
東大前に残る文人旅館 鳳明館の建物を「文豪缶詰プラン」で堪能してみた
旅館に泊まりながら原稿を書き、編集者にせっつかれるという「缶詰」。いかにも売れっ子作家のような感じを一般の人にも味わってもらおうと、東京・本郷にある日本旅館が特別プランを用意。せっかくなので、実際に体験してみました。前編として、建物をご紹介します。 … -
原稿ができるまで出られない!東大前の旅館 鳳明館「文豪缶詰プラン」体験レポ
かつて多くの文豪が利用した東京・本郷の旅館街。その中で今も残る鳳明館(ほうめいかん)で、大作家になったつもりで「缶詰」体験ができる「文豪缶詰プラン」が2020年3月に実施されました。どんな体験ができるのか、実際に宿泊してみた様子をお届けします。 (さ… -
「佐藤の会」発足 佐藤さんゆかりの地聖地化プロジェクトを栃木県佐野市が始動
全国最多の名字で、約200万人いるとされている「佐藤」姓。ちなみに、筆者も佐藤姓ですが、栃木県佐野市が、「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を3月10日に始動。同日から「佐藤の会」を発足しました。な、なんと……! (さらに…)… -
1000年前の乳製品「蘇」をお手軽に レンチンでいけるレシピが話題
1000年以上前からある古代日本の乳製品「蘇(そ)」が話題です。しかし、その作り方は牛乳を何時間も煮詰めて水分を飛ばすという大変なもの。それを電子レンジでお手軽かつ短時間で作れるレシピがTwitterとYouTubeで公開され、話題となっています。 … -
祖父が残した「匂いガラス」戦争の記憶を伝える品だった
幼いころ「匂いガラス」、という不思議なガラスを祖父から譲り受けたことがあります。透明だけども、名前通りに匂うことはなく。「あれって、結局なんだったのだろう……」と、大人になっても疑問のままだったので、こうして文章にすることをきっかけに調べる事にしてみました。… -
無声映画史に残る大発見 94年前のロストフィルム「STOP, LOOK AND LISTEN」が日本で発見される
今から94年前の1926年にアメリカで公開され、長らく現存しないロストフィルム(失われた映画)と考えられてきた喜劇映画「STOP, LOOK AND LISTEN」の一部が、2020年2月に日本の映像収集家によって発見されました。無声映画史に残る大発見と注目… -
お茶の水に出現した戦前の都電線路跡 工事で開いたタイムカプセル
東京・お茶の水の神田川に架かる「お茶の水橋」。2018年から歩道を拡幅し、舗装をし直すなどの補修補強工事が進められていますが、その過程で明治~戦時中に走っていた路面電車の線路が現れ、ネットで話題となっています。この線路の由来を含めてご紹介します。 (… -
戦国武将による「早押しクイズ」や「イケ武将選手権」など実施 セントレア空港で「全国武将隊大博覧会」開催
2009年に「名古屋おもてなし武将隊」が結成され、多くのファンを獲得して大成功をおさめていますが、全国各地でもその地にゆかりのある戦国武将たちに扮した「武将隊」が結成されています。その各地の武将隊が一堂に集まるイベント「全国武将隊大博覧会」の第5回が、愛知県… -
国宝「七支刀」がやってきた!東京国立博物館特別展「出雲と大和」
2020年は日本最古の正史である「日本書紀」が編まれてから1300年となる記念の年。その冒頭に記された国譲り神話にちなみ、東京国立博物館では特別展「出雲と大和」が1月15日から始まります。その内覧会へ行ってきました。 (さらに…)… -
介護の中に垣間見える「民俗学」 高齢者の生い立ちは歴史の宝庫かも
高齢になると、認知症や体が不自由になる病気などで、要介護状態となることも多くなり、介護施設を利用する高齢者も多くいます。介護施設を利用する人は皆それぞれの歴史を持っています。その介護施設でのお話に、「歴史の宝庫」かも、と納得する人が続出しています。 … -
改元と新元号「令和」についてのあれこれ
2019年5月の践祚(せんそ)に先立ち、4月1日に新元号「令和(れいわ)」が公表されました。ここで少し、改元と元号についてのあれこれをご紹介します。 (さらに…)… -
秀吉が築かせた天守跡!駿府城から聚楽第に似た黄金の瓦発見
徳川家康が築城し、江戸時代に将軍職を秀忠に譲ったのちには隠居の場として「大御所政治」の拠点ともなった、静岡県静岡市の駿府城。徳川将軍家最後の居城(静岡藩主徳川家達)としても知られています。2016年8月から天守台の発掘調査が進められてきましたが、その発掘現場… -
オードリー・ヘップバーンもびっくりな「ローマの休日」が話題
「ローマの休日」というと、皆さんはどんなものを思い出しますか?ジェラート、ベスパでの2人乗り、真実の口……様々なシーンがありますが、意外な「ローマの休日」の画像がTwitterで話題になっています。……うん、これも「ローマの休日」かもしれません。でも約200… -
もしも豊臣政権が現代のお役所風だったら…「太閤検地のお知らせ」ハガキが話題
7月に入ってくると、確定申告に基づいた様々な納税の通知や、自治体からの各種お知らせが自宅に届くようになります。筆者宅にも色々なお知らせが住んでいる自治体から届いているのですが、その特徴をよく捉えた、豊臣秀吉が行なった「太閤検地」の通知ハガキを作ったTwitt… -
様式美の極致!イギリス女王誕生日恒例の閲兵式「トルーピング・ザ・カラー」
2018年6月9日(現地時間)、イギリスのエリザベス女王の公式誕生日を祝う行事である、イギリスおよびイギリス連邦諸国の陸軍が参加する閲兵式「トルーピング・ザ・カラー」が開催されました。17世紀、チャールズ2世の代から始まった伝統の行事で、きらびやかな礼服に身… -
土方歳三の恋の句ブックカバーが話題 これは草葉の陰で再度死ねる……
幕末の京都を駆け抜けた新選組。この中でも局長・近藤勇の右腕として恐れられた鬼の副長こと「土方歳三」ですが、剣術だけにとどまらず、俳諧も特技のひとつだったそうです。ちなみにどうでもいいことですが、つい先日電車に乗っていたところ歴史をお勉強中のある学生グループの…