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タグ:アート
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ハサミ1本でこの繊細さ!なつめみちるさんの切り絵作品
1枚の紙から切り出される繊細な切り絵。細い描線や細かな模様を切り出すには、デザインカッターが使われることが多いのですが、ハサミ切り絵作家なつめ みちるさんの作品は、すべて1本のハサミから生まれます。道具は切り絵専用のハサミ1本のみ。ハサミを扱う関係で、作品は片手で持てるA4判程度までの大きさに限られるそうです。下絵に1か月ほど、切る作業ではA4サイズの作品で100時間を超えるとのこと。 -
「世界を切り取る切り絵作家」斉藤洋樹の継続を力にした八年間
「櫓三年に棹八年」なんて言葉もあるように、技術を習得するにはそれ相応の時間を要すものです。切り絵作家として活動する長野県長野市在住の斉藤洋樹さんは、2022年で作家活動8年目を迎えました。これまでの作家としての軌跡を、作品の比較という形でTwitterに投稿したところ、大きな反響を集めています。 -
テーマは「雨上がりの青牡丹」 飴細工作家が魅せる美しい青の世界
製菓技術のひとつであり、飴を用いて造形物を作り出す「飴細工」で、まさに芸術品とも呼べる美しい作品を作り上げたのは、飴細工作家の「あめくん」さん。水や牡丹の花、そして蝶が、それぞれ表情の異なる青で着色されており、まるでガラス細工のような仕上がりに。飴で作られているとはとても思えない作品に、思わず見惚れてしまいます。 -
リアルなダンボールアートの作者は高校生 作品作りの魅力を聞いてみた
様々な物の梱包材として広く使われているダンボール。これを素材とした造形作品、いわゆる「ダンボールアート」を作る方もいて、箱の形でイメージされるダンボールが様々な姿になる様子は、まるで魔法のようです。高校生のダンボールアーティスト、shiroさんは乗り物メインで作品を作っています。ダンボールを使った作品作りを始めたのは小学6年生の頃。初めて作った車の模型は、父の日のプレゼントとしてお父様へ。 -
亡き父が残した草花のスケッチ 夫婦の絆を物語る植物誌
今はもう会えなくなった人。でも、ちょっとしたことをきっかけに、その人の思い出がよみがえることもあります。大学教授の三谷純さんがTwitterに投稿したのは、亡き父が朝の出勤前に描き続けた草花のスケッチ。それは、母が庭で丹精込めて育てていたものでした。今から20年ほど前、毎朝続けていたそうで、全部で300枚ほどあるのだとか。夫婦の優しい絆を感じさせるエピソードです。 -
シャア・葉ズナブル? 葉っぱアートでシャアを完全再現
機動戦士ガンダムシリーズにおいて、屈指の人気を誇るキャラクター「シャア・アズナブル」。その正体を隠すために被っている大きなヘルメットが印象的ですが、そんなシャアのビジュアルを、葉っぱを切り抜いて表現した作品がツイッターで注目を集めています。 -
最後までありがとう 鉛筆画家・秋本真見がこだわる「1本の鉛筆」への想い
「物を大切にする」は古くから伝わる教えのひとつ。それを実践する鉛筆画家が、相棒の「鉛筆」に対して、Twitterにて感謝の気持ちを綴る。魂を宿した鉛筆で描く作品は、本当に生きているかのように躍動する北海道の生き物が描かれています。 -
ひょうたんが見せる華麗な変身 美しいジオラマとステンドグラス風ランプ
豊臣秀吉の旗印にもなったほど、縁起物として知られるひょうたん。近年では夏の日差しを防ぐ「緑のカーテン」として栽培されることもある植物です。ひょうたんは昔から、実を鑑賞の対象や細工物の材料として利用されてきました。Twitterで作品を発表している「ひょうたんすみじろう」さんも、ひょうたんを素材にステンドグラス風のランプやジオラマといった作品を作り、minneで販売しています。 -
伝統の七宝焼をポップに!カワイイを極める異色の作家masiki(マシキ)さん
金属の素地にガラス質の釉を施し、焼成する七宝焼。古墳からの出土品や正倉院宝物にもある、1000年以上もの歴史を有する装飾技法です。愛知県の伝統工芸品「尾張七宝」など、歴史と伝統のイメージが強い七宝焼ですが、同じ技法で新しい表現を試みる作家もいます。少女漫画雑誌の表紙などをモチーフに、ポップでカワイイ作品を生み出しているmasiki(マシキ)さんも、その1人。その作風と作品についてうかがいました。 -
ガラスの小宇宙に遊ぶ立体切り絵 カミヤ・ハセさんの切り絵ボトル
美しく繊細な切り絵。それは平面だけでなく、立体的な作品も存在します。ガラスのボトルや風鈴と立体切り絵を組み合わせ、独自の小宇宙を作っているのは、切り絵作家のカミヤ・ハセさん。その作品世界はボトル内の空間だけでなく、照明を当てることで周囲に美しい影絵アートも生み出します。カミヤさんは2015年ごろから、現在のような立体切り絵作品を本格的に手掛けるようになったとのことです。 -
サイバーパンクなチャイナタウンを描く「チャイナパンク」アーティスト パンズーの作品世界
エキゾチックでいて、どこかレトロさも感じさせるチャイナタウン。派手な看板やネオンサインが彩る夜景は、多くの人々を魅了してきました。架空のチャイナスラム街「奸智街(かんちがい)」を舞台にしたビジュアル作品を発表するアーティストのパンズーさんも、そうした独特の雰囲気に魅せられた1人。自ら「チャイナパンク」と呼ぶ、その作品世界をご紹介します。 -
この花全部粘土です!薄く繊細な花びら表現が光るクレイアート
粘土と聞くと小さい頃、色々なものを作った経験を覚えている方も多いでしょう。それ以外にも造形材料として、フィギュアやミニチュアなどの原型を作る用途にも使われ、細かい表現も可能。粘土で作る造形作品を「クレイアート」といいますが、想像以上に薄く、細いものまで作れてしまうのが粘土のすごいところ。クレイアート作家「こば」さんは、薄く繊細な花びらまでも見事に再現した花をメインにして、作品を作っています。 -
水を描かず優雅に泳ぐ鯉を表現 五感で感じた色彩を伝える色鉛筆画家・三賀亮介
五感から感じ取った色彩を描く画家が、活動初期の作品「鯉」をTwitterで紹介。明確な「水」を表現しない中で、巧みな描写でそれを伝える作品は、「リアル」を感じ取れるものとなっていました。主に関東圏のギャラリーで作品を発表しているほか、自身と同じく色鉛筆画家たちが集結したユニットを結成。これからも色鉛筆画の魅力を広く伝えていくそうです。 -
見てるだけでかゆくなる……! 繊細な技術で作られた「蚊」の立体標本
私たちを虫刺されで悩ませる蚊ですが、見つけたら反射的に叩いたり駆除してしまうため、その姿を詳しく観察した人は少ないかもしれません。刺される危険なく、じっくり観察できる蚊の立体昆虫標本を山崎理さんがTwitterに投稿しました。立体標本はピン留めされた通常の昆虫標本と違い、生きている時の様子を再現するように作られたもの。動物の剥製に近く、体の各所を様々な角度から観察できるという利点があります。 -
荘厳なたたずまいの風神雷神像がカエルに変身!愛嬌たっぷりの姿に
雲形の台座に乗り、雷を鳴らす太鼓と、風を起こす袋を背負った神様の姿が印象的な「風神雷神像」が、もしもカエルだったら……?ユニークな発想を形にした、粘土作品がツイッターで注目を集めています。元の風神雷神像と比べると、ずいぶん小さくなった姿に、愛らしさを感じずにはいられません。この作品は、10月に京都で開催される「いきもにあ2022」にて展示予定です。 -
これが石鹸!? アンティーク風ローマングラスは香りも上々
普段は宝石や鉱物の結晶を精巧に模した「宝石石鹸」を発表しているマルベリーさん、ほかにもこんなものが作れますよ、とちょっと趣向の異なる作品をTwitterに投稿しました。マルベリーさんが「ガラス瓶はお好き?」という言葉とともにツイートした、ローマングラス調の石鹸。普段作っている「宝石石鹸」とはまったく違った雰囲気の作品ですが……やっぱりこれも、石鹸なんです。 -
知らずに食べると脳がバグりそう エクレアかと思いきや実はおにぎり!
ツイッターに投稿された「エクレア」の写真。よ~く見てみると、その正体はなんとおにぎり。シュー生地は白飯に鰹節を貼って、上からかかるチョコレートは味噌だれを塗って表現しています。作者はおにぎりアート作家のおにぎり劇場さん。作品作りのこだわりは、再現度はもちろん「おいしく食べられること」も重視。表現のためだけに、おにぎりと相性の悪い材料は使用しません。今回の作品も「おいしかったです」とのことでした。 -
光によって変化する虹色の葉脈 極薄レジンのタンクトップ
レジンアート作家智明葵(ちあき)さん独特の「凹版レジンアート」により、みずみずしい植物の葉脈を写した極薄のレジンが形作るタンクトップ。重ねられたパール顔料が光の加減で虹色に輝き、爽やかな風を感じさせる素敵な作品です。これは親交の深いアーティスト、KONMASAさんが名古屋に作ったアートビル「KONMASAビル」のために制作・寄贈されたもの。タンクトップはKONMASAさんを象徴するモチーフです。 -
生命の浪漫を日本画に投影 恐竜画家・水島篤が伝える非日常空間
日本画家の水島篤さんが題材としているのは「恐竜」。「現代にはいない、けれど過去には存在した『生命』にロマンを感じ、岩絵具を使用した絵肌を用いて、『非日常空間』を演出しています」と語る作品は、「日本画×恐竜」というコラボレーションにより、生命の息吹の力強さを感じさせるものとなっています。 -
旧作切り絵を20年以上の時を経てリメイク 細密表現のビフォーアフター
旧作をリメイクするというのは、過去の自分と向き合いつつ現在までの進歩を見せるという点で、大きなチャレンジとなります。切り絵作家の福田理代さんは、20年以上前に制作した「イグアナ」の切り絵を欲しい、と言われた方のために、当時の雰囲気を残したリメイクを提案。より細部までモチーフを観察し、進歩した現在の技術を注ぎ込んで、さらに細密かつ立体的な作品が完成しました。